1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-1116.html

OrderOfLaunch : メニューバーの右側のアイコンの並び順をカスタマイズ
Growl対応
OS10.6以上(Intel)
フリーウェア
アプリケーションによって表示されるメニューバーの右側のアイコンの並び順をカスタマイズできる「OrderOfLaunch」の紹介です。

メニューバーの右側にアプリケーションなどによって、アイコンやメニューが表示されるものがあります。ログイン項目に登録したこれらが多くなってくると、ログインする度に順番が変わってしまうことがあります。
いつもの場所にないとポインタを動かす癖で、ほんの少し使いづらかったりします。

OrderOfLaunch は「いつもと同じ場所に、メニューバーアプリケーションを。」というコンセプトのもとに作られています。
ログイン時に順番に起動させたいアプリケーションを OrderOfLaunch に登録して使います。
「追加」ボタンか、Finderからドラッグ&ドロップして登録し、表示させたい順番に上から各アプリのリストをドラッグ&ドロップして調整します。
ヘルパーやデーモンなどは、アプリケーションなどのパッケージの内容を表示し、Finderでドラッグアンドドロップで登録します。

よくわからない場合は、システム環境設定のログイン項目のデーモンなどを右クリックして「Finder に表示」を実行して、それを OrderOfLaunch に登録するといいでしょう。

尚、OrderOfLaunch で扱えるのはアプリケーション形式のみです。
システム環境設定の各ペインによってメニューバー右側に表示されるもの(Spaces や AirMac、Time Machine など)の起動する順番はカスタマイズできません。
OrderOfLaunch に登録したら、ウインドウ左下の「ログイン時に自動起動」に ✓ を入れておきます。(OrderOfLaunchHelper がログイン項目に登録される)
それと OrderOfLaunch に登録したものと、システム環境設定のログイン項目がかぶらないように、ログイン項目からアプリを削除しておきます。

これで次にシステムを再起動、再ログインしたときに、OrderOfLaunch に登録した順番通りにメニューバーアプリケーションが起動します。
起動しおえると Growl で完了表示します。

OrderOfLaunch を使う上で注意しなければならないのが、メニューバーアプリケーションそのものに、一度起動すると自動的にログイン項目に登録されるものがときどきあるので、それらは OrderOfLaunch に登録しない方がいいです。
それと OrderOfLaunch.app 本体を「アプリケーション」フォルダ以外の場所に保存していると、うまく機能しません。
/Applications/hoge_folder/OrderOfLaunch.app とか、こんな風にしてても駄目です(経験者は語る)。
この記事では OrderOfLaunch 1.0.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : macTips
Download page : OrderOfLaunch - macTips
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-896.html
control+F2(+fn )
のショートカットキーで、メニューバーのAppleメニューのところにフォーカスされます。

- → or tab でフォーカスを右側に移動
- ← or shift+tab でフォーカスを左側に移動
- ↑ ↓ ← → サブメニューも含めてフォーカスの移動
- return or Space で選択項目の実行
これは以前の記事『キーボードでMacを操作する』で、紹介しました。
メニュー項目を選択するのに別にカーソルキーや tabキー を使わずとも、例えば「File」メニューを選択したいのならば、「FI」という風にキーボードで入力します(半角英数で)。
そうすると、Fileメニューのところにフォーカスが移動します。
あとは ↓ で、そのメニュー項目を表示します。

さらに例えば、「Print...」を選択したいのならば、キーボードで「PR」とか入力すると、それが選択されます。

あとは return or Space でその項目を実行できます。
こんな風に項目名の頭の文字をキーボード入力することによって、その項目を選択することができます。
(※日本語の項目名は選択できません)
control+F3(+fn )
のショートカットキーで「Dock」を表示させたときにも、この方法は使えます。
ショートカットキー入力後にはDockの一番左のものが選択されています。

これで「MA」とか入力すると、Mail.app が選択された状態になります。

こんな風に Mac OSX では、いろいろな場面で、その項目名の頭の文字をキーボード入力することによって、それを選択することができます。
Finderのファイル選択でもできるし、いつの間にか Mail.app (ver3.5) でも件名選択もできるようになっていました。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-374.html

PresentYourApps : 指定したアプリでメニューバーやDockを非表示・隠す
OS10.4以上(UB)
ドネーションウェア
指定したアプリケーションが最前面のときに、メニューバー・Dockを隠したり、表示させなくしたりと、フルスクリーンで使いたいときに役立つ「PresentYourApps」の紹介です。
以前のアイコンはスポットライト(照明)みたいなものだったけど、知らない間にLeopard風味のものに変わってました。
PresentYourApps を起動すると、下のようなウインドウが表示され、現在起動しているアプリケーションがリストに表示されます。

何も設定していないときは、各プルダウンリストには「OFF」と表示されます。
例えば Firefox で「Hide Menu Bar and Dock」を選択してみます。

そうすると、Firefox が再起動し、ダイアログで管理者アカウントのパスワードを入力します。
(※ プルダウンリストで設定を変更すると、そのアプリケーションは再起動するので、編集中のファイルなどは事前に保存しておいた方がいいです。)
再度、Ffirefox が起動したときには、メニューバーとDockは隠された状態になります。
ちょっと下の写真じゃ分からないけど、メニューバーが隠されて画面の最上部にもウインドウが表示できます。メニューバーの高さの22px分、広く画面が使えます。

マウスポインタを上部に持って行ったときのみ、メニューバーが表示されます。

画面を広く使いたいときに、何かと便利です。
これは設定したアプリケーションのみ(この例の場合だとFirefoxのみ)に適用され、他のアプリケーションがアクティブなときは普通にメニューバーは表示されます。
もちろん「PresentYourApps」が起動していなくても、適用され続けます。
Dockも同様に隠されますが、これはDockの環境設定で「隠す」ように設定していれば、あまり意味がないものです。
しかし、「Remove Dock」「Remove Menu Bar and Dock」に設定しておくと、、そのアプリケーションがアクティブなときは、(マウスポインタをDockの場所に持って行っても)Dockが表示されません。
起動していないアプリケーションを「PresentYourApps」で設定したいときは
Fileメニュー>Open Application... (command+O)
で、アプリケーションを選択し、プルダウンリストでどれかを選択します。

この記事では PresentYourApps version 2.0(122) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Eternal Storms Software - Because We Care
Download page : Eternal Storms Software - PresentYourApps
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-481.html

Quicksilver Plug-in/ User Interface Access
アプリケーションのメニュ-バー項目をQuicksilverで読み込む
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「User Interface Access」はアプリケーションのメニューバー項目をQuicksilverに読み込んで操作できるようにします。
尚、このプラグインは advanced features を「on」にしないと、ダウンロードできません。
また、このプラグインはシステム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
「補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れないと機能しません。

【 User Interface Access - 基本的な使い方 】
例えば、Firefoxを起動中のとき、Quicksilver のウインドウで
1stPane(Object)「Firefox」
2ndPane(Action)「Menu Bar...」
と選択したとします。
tabキー で3rdPaneに移動し、「↓」を押すと、Firefoxのメニューバーの項目が表示されるようになります。

この状態で「/」or「→」を押すと「Firefox」メニューの項目が表示されます。

これで returnキー を押して実行すると、その項目を実行できます。
メニュー項目をブラウズするときに、名前の頭の文字(含む文字)を入力すると、それを候補として表示します。
日本語でメニュー表示されているものは、この方法でブラウズすることはできません。
【 User Interface Access - Actions 】
User Interface Access をインストールすると、Actionが追加されます。
それについての説明です。
menu_bar
▶ Menu Bar...
1stPaneは起動中のアプリケーションを選択して、3rdPaneにそのアプリケーションのメニュー項目を表示します。

menu_bar_items
▶ Menu Bar Items...
これは上記の「Menu Bar...」Actionと同じように、1stPaneは起動中のアプリケーションを選択して、3rdPaneにそのアプリケーションのメニュー項目をフラットメニュー表示するらしいですが、僕の環境でこのActionを使うと Quicksilver の調子がおかしくなり、メニュー項目も表示されません。
show_menu_items
▶ Show Menu Items
1stPaneに起動中のアプリケーションを選択して実行すると、新しく Quicksilver のウインドウが開き直して、そこの1stPaneでメニュー項目をブラウズできるものらしいです。
ただ、僕の環境ではこのActionは使えませんでした。

press
▷ Press
よくわからない?
perform_action
▷ Perform Action...
よくわからない?
get_ui_element
▶ Get UI Element
よくわかりません。

とりあえずSafariで実行してみたら、Quicksilver のウインドウが開き直して下のように表示され、Safariで開いているウインドウタイトルを取得します。

これで「/」or「→」を押すと、Safariで開いているすべてのウインドウのタイトルが表示されていたけど、そこからどう扱うかが分かりません。
select
▷ Select
よくわからない?
【 User Interface Access - Triggerの設定例 】
僕の場合、下のように設定しています。

・Object「Current Application」
・Action「Menu Bar...」
・Argument「ブランク」
Objectの「Current Application」は最前面のアプリケーションを代用する「Proxy Object」です。
これでホットキーに「control+↓」を設定しています。
ホットキーを押すと下のように3rdPaneにフォーカスがある状態で開き、「↓」「↑」、「/」or「→」でメニューを選択して実行できます。

まあ別にこれぐらいの操作なら、 control + F2 のショートカットを使った方が早いかも・・・。
(参考 : キーボードでMacを操作する)
もしくは『DejaMenu』を使った方が多分使い易い・・・。
('08/02/02追記)
「User Interface Access」を利用したものをTriggerに登録すると、Triggerの設定ファイル「Triggers.plist」が壊れてしまうことがあるので、注意が必要です。
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/Quicksilver/Triggers.plist
例えば
・Safari(Menu Bar...)前へ戻る
なんかを「Abracadabra Triggers」のジェスチャ登録しても、登録はできますが「Triggers.plist」ファイルには保存されず、Quicksilver を再起動すると、そのジェスチャは保存されません。
僕の環境だけかもしれませんが、何度も試しているうちに「Triggers.plist」ファイルが壊れてしまいました。
(追記おわり)
この記事では Quicksilver(3815) 、User Interface Access 87 を使用しています。
(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Widgetを起動する
Quicksilver/ QuickLookを表示
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ ブラウズに便利な操作
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について + Growl Notifier Plug-in
Quicksilver Plug-in/ iTunes Module
Quicksilver Plug-in/ Web Search Module
Quicksilver Plug-in/ SafariStand Queries
Quicksilver/ advanced features について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver Plug-in/ Services Menu Module
Quicksilver Plug-in/ Clipboard Module
Quicksilver Plug-in/ Shelf Module
Quicksilver Plug-in/ User Interface Access
Quicksilver Plug-in/ System HotKey Commands
Quicksilver Plug-in/ Extra Scripts
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
これ以降のQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にまとめています。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-338.html

NoMenuBar : 多すぎるExtraMenuの為に、メニューバーのスペース確保
OS10.1以上(PPC)
ドネーションウェア
ぱーむらいふさん の『NoMenuBar』の記事で知った、シンプルなアプリケーション「NoMenuBar」の紹介です。
NoMenuBar を簡単に説明すると、何もしない、何も表示しないシンプルなアプリケーションです。
起動すると、アップルメニューの横に「NoMenuBar」というメニューが表示されるだけものです。

ただし、このアプリケーションメニュー以外に「ファイル」「編集」といったメニューは表示されません。
メニューバーの右側に常時表示される ExtraMenu が多すぎてアイコンなどの表示が隠れてしまうときに、この NoMenuBar をアクティブにして、メニューバーのスペースを確保し、隠れてしまう ExtraMenu を表示させる為のものです。
例えば、こんな風にSafariがアクティブなとき、表示しきれないExtraMenuはSafariのメニューによって隠れてしまいます。

(↑クリックで別ウインドウで拡大表示)
隠れてしまった ExtraMenu を表示させたいときに、NoMenuBar をアクティブにしてやると、すべて見えるようになります。

(↑クリックで別ウインドウで拡大表示)
とてもシンプルなアプリケーションだけど、こういう発想は個人的に好きです。
画面が小さく、ExtraMenu に表示させているアイコンなどが多すぎて困ってる人には便利なアプリケーションだと思います。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Jeb-Soft: Welcome to Jeb-Soft web site
Download page : Jeb-Soft: NoMenuBar