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xPad : 使い易いメモソフト
OS10.3以上(UB)
フリーウェア
使い易いメモソフトの「xPad」の紹介です。

主にツールバーで操作します。

「New」で新規の書類を作成します。そのときに書類のタイトルを決めます。
「Rename」でタイトルの変更。
control+command+R でルーラの表示・非表示を行います。
「Documents」をクリックするとドロワーが開いて、書類の一覧を表示します。

ドロワーの各書類を選択して、control+クリック(右クリック)するとコンテキストメニューが表示され、カテゴリを選択できます。
カテゴリを選択しておくと、ドロワーのリストの右端に色の付いた○が表示されます。
新規カテゴリを作るには、「Edit Categories...(option+command+C)」を選択します。

「Add」をクリックすると新規カテゴリを作れます。
メインのウインドウの右下の「i」マークをクリックすると、その書類の詳細情報を表示します。

環境設定(command+,(コンマ))の「Etcetera」でウインドウの透明度を設定できます。

何かを見ながらメモしたりするときに半透明で表示していると、何かと便利です。

また、サービスメニューに対応しているので、SafariなどのCocoaアプリケーション上で、メモしておきたい画像やテキストを選択しておいて、
shift + command + X
のショートカットを入力すると、それが xPad の新規書類として保存できます。
Dock のメニューからも操作できます。

この記事では xPad version 1.2.6 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : xPad. The Ultimate Notepad.
Download page : 上に同じ
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-504.html

Quicksilver Plug-in/ Text Manipulation Actions
テキストファイルをQuicksilver上で扱えるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「Text Manipulation Actions」はテキストファイル(.txt)をQuicksilver上で扱えるようにするプラグインです。
扱えるファイルは拡張子「.txt」のテキストファイルです。
【 Text Manipulation Actions - テキストファイルの扱いについて 】
Text Manipulation Actions を使えば、「ToDoリスト」や「メモ」、「カスタムクリップボード」的な使い方ができるようになります。
例えば下のようなテキストファイル「Blog_HTML.txt」があるとします。
これは僕がブログを書くときによく使うHTMLタグなどです。

このファイルを Quicksilver の1stPaneで表示します。

この状態で「/」or「→」を入力すると、そのテキストファイルに保存されている内容が1行ごとに候補リストに表示されます。

(参考ページ)Quicksilver で Text ファイルを操作2 (感じ通信)
Actionの設定で「Paste」Actionのランクを上げて、1stPaneでテキストを選択したときに「Paste」が表示されるようにしておけば、カスタムクリップボードのように使えます。
(改行を含む複数行の文章は無理だけど)

Triggerに登録する場合は、左のように
・Object「目的のテキストファイル」
・Action「Select in Command Window」
こんな風に登録するといいでしょう。
もっと手早く処理したいときは、Catalogにテキストファイルを登録してTriggerを使うと便利です。
まず目的のテキストファイルをCatalogに登録します。

これを選択した状態で右下の「i」マークをクリックしてドロワーの「Source Options」タブを開きます。
Include Contents: を「Text Lines」に選択します。

これでテキストファイルの各行のテキストが、Catalog登録されます。

これで左のようにTriggerに登録します。
・Object「目的のテキストファイル (Catalog)」
・Action「Show Contents」
これをホットキーなどに設定すると、Triggerを実行した時点で下のウインドウが開くようになります。

【 Text Manipulation Actions - Actions 】
Text Manipulation Actions をインストールすると、次のActionが追加されます。
append_to
▶ Append To...
1stPaneのテキストを、3rdPaneのテキストファイル(拡張子「.txt」)の最後の行に付け加えます。
[ テキスト(Append To...)ファイル ]

append_text
▶ Append Text...
1stPaneのテキストファイル(拡張子「.txt」)の最後の行に、3rdPaneのテキストを付け加えます。
[ ファイル(Append Text...)テキスト ]

また、1stPaneのテキストファイルで「/」or「→」を入力してファイル内容の各行(テキストライン)を表示した後に、3rdPaneのテキストを付け加えることもできます。
[ テキストライン(Append Text...)テキスト ]

prepend_to
▶ Prepend To...
(デフォルト設定では、このActionのチェックが外されています)
1stPaneのテキストを、3rdPaneのテキストファイル(拡張子「.txt」)の最初の行に付け加えます。
[ テキスト(Prepend To...)ファイル ]

prepend_text
▶ Prepend Text...
(デフォルト設定では、このActionのチェックが外されています)
1stPaneのテキストファイル(拡張子「.txt」)の最初の行に、3rdPaneのテキストを付け加えます。
[ ファイル(Prepend Text...)テキスト ]

また、1stPaneのテキストファイルで「/」or「→」を入力してファイル内容の各行(テキストライン)を表示した後に、3rdPaneのテキストを付け加えることもできます。
[ テキストライン(Prepend Text...)テキスト ]
change_to
▶ Change To...
(デフォルト設定では、このActionのチェックが外されています)
1stPaneのテキストファイルで「/」or「→」を入力して表示したファイル内容の各行(テキストライン)を、3rdPaneのテキストと置き換えます。
[ テキストライン(Change To...)テキスト ]

delete_line
▶ Delete Line (UNSTABLE)
(デフォルト設定では、このActionのチェックが外されています)
1stPaneのテキストファイルで「/」or「→」を入力して表示したファイル内容の各行(テキストライン)を消去します。
[ テキストライン( Delete Line (UNSTABLE) ) ]

その名の通り「不安定」なActionでうまく機能しないこともあります。
【 Text Manipulation Actions - ToDoリスト として使う 】
ToDoリスト のようにして使う例を採り上げます。
例えば「ToDo List.txt」というファイルをあらかじめ作っておいて、それをCatalogに登録しておきます。

そして左のようにTrigger登録します。
・Object「テキストファイル(ToDo List.txt)」
・Action「Append Text...」
・Argument「ブランク」
(command+X でカットして ブランク にできる)
これをホットキーなどに登録して実行すると、Quicksilver のウインドウが3rdPaneがテキストモードの状態で開いてすぐに、ToDo項目を書き加えられます。

この記事では Quicksilver(3815)、Text Manipulation Actions 32 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Blacktree
Download page : Blacktree
(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
上記以外のすべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-409.html

sidenote : ドロワー形式のメモ
OS10.3.8以上(UB)
ドネーションウェア
スティッキーズより整理しやすいドロワー形式のメモソフト「sidenote」の紹介です。

sidenote は画面の左端(デフォルト設定)からドロワー形式で表示されます。
マウスポインタを持って行くと出てきます。
option+command+O でも開閉できます。
僕の環境では歯車アイコンの表示がなぜかおかしくなりますが、機能の方には影響はないみたいです。
操作は上部のツールバーで行います。

上部のプルダウンリストで各ノートを選択します。
option+command+↓(or ↑)で各ノート表示を移動できます。
「+」(option+command+N)で新規ノートを作ります。
「×」(option+command+X)で現在のノートを削除。
フロッピーのアイコンで強制保存。(これを実行しなくても普通にアプリケーションを終了しても内容を保存しています)
「T」(command+T)でフォントパネルの表示。
「◀▶」で sidenote の表示する位置を反対側に移動します。アニメーションがちょっと愛らしい。
「ピン」アイコンでドロワーを固定します。
歯車アイコンはいろいろなメニューを表示します。

ノートカラー、タイトルの変更、環境設定、終了などはここから行います。
「Export Note」でリッチテキスト形式のファイルに書き出すことができます。
「Mail note」はメールクライアントを開き、新規メールに書き出したファイルが添付された状態にします。

新規ノートを作ると、左のウインドウが表示されます。
ここでタイトル(デフォルト設定は日時がタイトルになる)とカラーを決めます。
「Manage notes」であとからでも削除するなどの一括管理ができます。

メモするときは、各ノートにテキストやイメージをドラッグ&ドロップするか、コピー&ペーストでメモします。

ペーストしたメモはリッチテキスト(フォントの種類や色、大きさなどを保持したまま)保存されます。
リンクもそのまま残り、クリックするとWebブラウザでリンクページを開きます。
画像イメージをダブルクリックすると、プレビューなどでその画像を表示します。
コンテキストメニュー(control+クリック or 右クリック)でSpotlight検索、Google検索、辞書で調べるなどの操作ができます。

この記事では sidenote 1.7.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : pierre chatel’s homepage
Download page : pierre chatel’s homepage » MacOS X Software: Sidenote
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-387.html

XShelf : ファイルの場所・クリップボードのテキストなどの一時保管場所
OS10.4以上(UB)
ドーネションウェア
ファイル・フォルダの場所、クリップボードに保存されたテキストなどの一時保管場所として使える「XShelf」の紹介です。
【 XShelf - ファイル・フォルダの場所を記憶させる 】
Dockに保存や、「よく使う項目」フォルダにエイリアスとして保存するまでもないけれど、深い階層にあるファイルの場所をとりあえず、記憶してすぐに呼び出したい場合などに便利です。
XShelf はDockのようなドロワー形式で表示されます。登録するには、ここにファイルやフォルダをドラッグ&ドロップします。


ただし、オリジナルのファイルの場所を変更すると、認識できなくなります。
control+クリック(右クリック)でコンテキストメニューが開きます。
ここにそのファイルのパスが表示されます。

「Remove Item」で登録解除できます。
「Lock Item」を選択すると赤い三角形のマークがファイルアイコンに付き、XShelf上でそのファイルを保護します。
(Lockしていても「Remove Item」で登録解除できます。)
Lockした状態でデスクトップなどにドラッグすると、そのファイルの複製が作られます。

Lockをかけていない状態で XShelf の外にドラッグすると、複製が作られ、登録解除されます。(オリジナルのファイルに影響はありません。)
【 XShelf - クリップボードのテキストを保存する 】
command+C でクリップボードに保存したテキストを XShelf にテキストクリッピングとして保存しておくことができます。
とりあえずのメモとして、便利に使えます。
まず、メモしておきたい文章を command+C でコピーします。
そして XShelf の空いたところで、control+クリック(右クリック)でコンテキストメニューを開き、「New Item from Clipboard」を選択します。


保存したテキストをまた呼び出したいときは、コンテキストメニューから「Copy Clipping to Clipboard」を選択してクリップボードに保存し、command+V でペーストして使います。

またデスクトップなどにドラッグすれば、テキストクリッピング として保存されます。
【 XShelf - とりあえずのブックマークとして使う 】
Webブラウザを使っていて「また後で見るかな」という場合などに、とりあえずのブックマークとして使えます。
アドレスバーのファビコンを XShelf にドッラグして登録します。

URLをテキストクリッピング として保存されるので、クリックしたらWebブラウザでそのページを開くという訳ではありません。
コピー&ペーストしてそのページを開きます。
XShelf の外へドラッグすると、ロケーションファイルになります。

【 XShelf - その他 】
XShelf はサービスメニューに対応しており、ショートカットも設定してあります。

ファイル・フォルダや、テキストなどを選択しておいて、
shift + command + X
で簡単に XShelf に登録できます。
メモ用にテキストクリッピングで文章を保存する場合は、このショートカットを使った方がかなりラクです。
環境設定で表示位置、大きさなどの指定ができます。

この記事では XShelf version 1.1.4 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Mac OS X Applications by Karl Hsu
Download page : XShelf 1.1.4 for MacOS X
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-167.html

Finderの便利なメモ機能「テキストクリッピング」について説明したいと思います。
Webページを見ていて気になる項目をメモするときなど、テキストクリッピングを使えば、素早く簡単にそのテキストを保存することが出来ます。
例えば下の写真で選択中の文章を保存したい場合、これをデスクトップにドラッグ&ドロップしてやると・・・

テキストクリッピング のファイルが作られます。

文章の最初の方の文字がファイル名になり、拡張子は「.textClipping」になります。
ドラッグがうまく出来ないときは選択した範囲の文末の方で、少しマウスを長押し気味にしてからドラッグすると、だいたいうまく行きます。
これをダブルクリックして開くと、このようになります。
(Finderで開きます。)

選択範囲が画像などとテキストを混在している状態でクリッピングしても、テキスト部分しかクリッピングされません。
画像などを Finder にドラッグ&ドロップすると、その画像などがダウンロード、複製されたりします。
このテキストを引用したいときは、テキストクリッピングファイルをそのウインドウにドラッグすれば、可能です。
下の写真は「テキストエディット」にドラッグした場合


「スティッキーズ」にドラッグした場合


このように、テキストの元のスタイル(フォントや大きさ)は保持されています。
よく使う文章などをテキストクリッピングで保存しておき、その場でドラッグして引用するという風な使い方も出来るでしょう。