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わかばマークのMacの備忘録
初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。

2023 / 06

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ImageUp
icn_ImageUp.jpg
ImageUp : 現在のIMの入力ソースの状態を視覚的に分かり易くする
OS10.5以上(UB)
フリーウェア


三階ラボさんの『三階ラボ | 入力モード視認アプリ ImageUp』で知った、現在の入力ソースの状態(「英数」or「かな」)をDockアイコン、メニューバー、マウスポインタなどで視覚的に表示してわかりやすくする「ImageUp」の紹介です。

もともと『三階ラボ | 入力モードの視認性』のぼやき?から始まって、その要望をかなえる形でcockscombさんが作られたアプリケーションです。

起動して、しばらくするとDockの「ImageUp」アイコンが、下のように「英数」「かな」入力ソースの状態によって変化します。
090415iu2.jpg090415iu1.jpg

(「カタカナ」や「半角カタカナ」「全角英字」だと変化しません)


環境設定( command+, )の「General」タブでDockにアイコンを表示するかどうかの設定ができます。
090415iu3.gif



Appearance」タブで、カラーテーマ(デフォルトでは「Chrome」)と、Dock以外に表示のON/OFFの設定ができます。
090415iu4.gif

Theme は「Chrome(白黒)」「Color(青赤)」「Color Extra(Color とカーソル表示がちょっと違う)」の3種類があり、プルダウンリストから選択します。

次に下の項目の「Show parts:」で表示させるものにチェックして行きます。

▶ An icon in the menu bar
メニューバーの右側にアイコンを表示します。
クリックするとメニューが表示されるので、Dockアイコンを表示しない場合はここのチェックを入れておいた方がいいでしょう。

(「Chrome」テーマの場合)
090415iu7.jpg090415iu8.jpg

(「Color」テーマの場合)
090415iu5.jpg090415iu6.jpg




▶ Color bars in the screen
メニューバーのすぐ下と画面の最下部にラインを表示します。

(「Color」テーマの場合)
090415iu9.jpg
090415iu10.jpg



▶ Change color of the menu bar
メニューバーの色を入力ソースの状態によって変化させます。

(「Color」テーマの場合)
090415iu13.jpg
090415iu12.jpg



▶ A marker at the cursor
マウスポインタの右下にマークを表示して、入力ソースの状態を知らせます。
これをONにしていると、かなり分かり易いです。

(「Color Extra」テーマの場合)
090415iu14.jpg090415iu15.jpg





僕なんかはブラインドタッチができないので、キーボードの方を見ながら文章を打ち込むのですが、画面を見てみるとアルファベットで入力されていたことがよくあります。

この「ImageUp」を使えば、そういうことが少なくなりそうです。

※現在対応している IM は「ことえり」のみだそうです。





この記事では ImageUp 0.6 (7) を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : Home › cockscomb.info
Download page : ImageUp

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Utility | CM:0 | TB:0

tag : IM  Notification 

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Quicksilver/ 「英数」入力でQSを呼び出す
icn_Quicksilver
Quicksilver : ランチャ+システムの一部のような総合ユーティリティ


Quicksilver の基本的な操作は、ウインドウを呼び出して文字を入力して、その文字で始まる(含む)名前のアプリケーションやファイル、Actionを表示することにあります。

しかし、入力した文字が日本語だと、うまく処理できないことがほとんどです。
071023qs19

Quicksilver を呼び出したときに英数入力になっていると、操作がスムーズにできます。

なので、僕はアクティベーションホットキーに
command + 英数キー
を設定して、立て続けに「英数」キーを押す癖を付け、英数入力にするようにしています。

しかし、ときどき忘れてしまって「かな」入力のまま使ってしまうこともあります。

なんとかして、Quicksilver を呼び出したときに IM の状態を「英数」入力に保つような方法がないかと、いろいろ考えてみました。





【 InputSwitcher を使う 】


以前の記事で紹介した「InputSwitcher」を使う方法です。

InputSwitcher はIMの状態をアプリケーションごとに保持するSIMBLプラグインです。
Quicksilver もCocoaアプリケーションなので、これが効くはず・・・。

しかし、Quicksilver を呼び出すアクティベーションホットキーを入力して、呼び出してもうまく行きません。

そこでPreferenceパネルで「Dockにアイコンを表示させる」設定にしてみて、Dockの Quicksilver アイコンをクリックして、アクティブな状態にしたときには「InputSwitcher」が機能しました。


080601qs2
これをヒントに、下記のようにしてみたらうまく行きました。

左のような設定でTriggerにホットキー登録します。

・Object「Quicksilver.app」
・Action「Open

これをホットキー登録します。



これで Quicksilver を呼び出すときに使っていたアクティベーションホットキーを使わず、このTriggerで設定したホットキーで Quicksilver を呼び出すと「InputSwitcher」が機能してIMの状態を保持することができます






【 AppleScript を使う 】


上記の InputSwitcher を使う方法で安定して使えるのですが、テキストモードなんかで「かな」入力にして次に呼び出したときにも「かな」入力なので、「うっかり」ってこともあります。

Quicksilver は、やはり呼び出したときに「英数」になっていた方が便利と言うことで  AppleScriptで実現する方法を考えてみました。


TriggerでAppleScriptを実行し、そのときに「英数」入力にし、ついでに Quicksilver を呼び出すという考え方です。

▽ ScriptEditor で開く
-- 英数入力に切り替える('08/06/12修正)
tell application "System Events" to tell process "WhateverItIs" to key code {102}
-- key code 102 は「英数」キー
-- USキーボードでも可能


-- Quicksilverを呼び出す(開く)
try
    tell application "Finder" to set the_path to (application file id "com.blacktree.Quicksilver") as string
    do shell script "open " & quoted form of POSIX path of the_path
end try



このスクリプトは「英数」キーのあるJISキーボードでしか、機能しません

また、システム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れないと機能しません。


('08/06/12追記)
コメントで K-muraさん に教えて頂きましたが、
「英数」キーの存在しないUSキーボードでも「key code 102」のAppleScriptの命令文が有効なようです。

それと「補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れなくても、このスクリプトは機能します。失礼しました。
(追記おわり)


080601qs3
このスクリプトを「Launch_QS.scpt」とかの適当な名前で保存して、左のような設定でTriggerにホットキー登録します。

・Object「Launch_QS.scpt」
・Action「Run


これでホットキーを押してこのTriggerを実行すると、英数入力になった状態で Quicksilver を呼び出すことができます。

ただし問題があって、このスクリプトでは「key code」で英数キーを押した状態にしている関係から、ホットキーにcommand+○○など複数のキーを使った場合だと、入力のタイミングからかうまくAppleScriptを実行できません

ファンクションキーに割当て、1つのキー入力のホットキーに設定しているとうまく実行できます。
(´-`).。oO(諸条件が多いのと、反応速度がイマイチ・・・)


※ここで紹介している他の方法と併用すると、変なことになります。






【 SwitchToUS を使う 】


以前に紹介した「SwitchToUS」を使う方法です。
前に Quicksilver で試したときはちょっと安定性に欠いていたのですが、QSβ36で試していたので、今の環境とは違うのでまた使ってみました。

SwitchToUS は InputManagerプラグインで、Cocoaアプリケーションが最前面のアプリケーションになったときに、IMを自動的に「英数」入力に切り替えるものです。


改めてインストールの方法ですが、まず SwitchToUS v0.2 をダウンロードして、「SwitchToUS」フォルダを
/Library/InputManagers
に保存します。
「InputManagers」フォルダが無い場合は新たに作る
(※ホームフォルダに作ってはダメ)

このままでは機能しないので、ターミナルでファイルオーナーを変更するコマンドを実行します。
sudo chown -R root:admin /Library/InputManagers
管理者パスワードを入力して完了です。

(参考 : LeopardでInputManagersを使う - soundscape out


これ以降に起動(再起動)したCocoaアプリケーションで SwitchToUS が有効になります。

関係ないけど Quicksilver は「control+command+Q」のショートカットで再起動して、環境設定ウインドウを開くようです。
Quicksilver/ ショートカットまとめ』に加えておこう・・・。



そして Quicksilver のPreferencesパネルを開き(command+,)、「Application」カテゴリで「Show icon in dock」にチェックを入れてQSを再起動します。
(既にその設定ならば不要)
080601qs1


080601qs4
メニューの「SwitchToUS」を選択して「✓」を付けて ON にします。

この操作が終われば、またDockやメニューバーを表示させない設定に戻しても大丈夫です。


この状態で Quicksilver を呼び出すアクティベーションホットキーを入力して、呼び出してもうまく「英数」入力に切り替わりません。

080601qs2
上記の【 InputSwitcher を使う 】場合と同じく、左のような設定でTriggerにホットキー登録します。

・Object「Quicksilver.app」
・Action「Open



このTriggerに設定したホットキーで Quicksilver を呼び出すと、自動的に「英数」入力で開くようになります




上記で3つの方法を試してみましたが、個人的には【 SwitchToUS を使う 】方法が一番使い易いです。
どれも完璧と言う訳ではありませんが、きっとだれかエライ人がもっといい方法を教えてくれるはず・・・?






この記事では Quicksilver(3815) を使用しています。



(関連記事)
InputSwitcher --- IMの状態をアプリケーションごとに保持する
SwitchToUS --- 指定したアプリが最前面に来ると英数入力に切り換える

Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ

すべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。

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Quicksilver | CM:2 | TB:0

tag : Quicksilver  IM  AppleScript 

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-573.html

InputSwitcher
icn_CMPlugin
InputSwitcher : IMの状態をアプリケーションごとに保持する
SIMBLプラグイン
OS10.5以上(UB)
フリーウェア


ずいぶん前に soundscape outさん で紹介されていたSIMBLプラグイン
InputSwitcher 」の紹介です。




【 InputSwitcher - 使い方 】


使い方は簡単で、インストール後に設定することは特にありません。

これは、インプットメソッド(IM) の状態をアプリケーションごとに保持しておいて、そのアプリケーションがアクティブになったときに自動的にIMを変更(そのアプリが以前アクティブなときに設定したIMに戻す)してくれます。

例えば、Finderがアクティブなときに、IMが ことえり の「ひらがな」であったとします。
メニューバーには と表示された状態です。
080604is1


これで、別のアプリケーションをアクティブにすると、自動的に IM を変更します。
(そのアプリケーションで、それ以前に使っていたときの IM の状態にします。)
メニューも に切り替わります。
080604is2


これで、またFinderをアクティブにすると、「ひらがな」入力の状態()に戻ります。


「英数」「かな」キー、command+space、option+command+space などでIMの状態を切り替える手間が省けます。





【 InputSwitcher - インストール 】


icn_CMPlugin
InputSwitcherClient.bundle」ファイルを下記の場所に保存します。

(個別ユーザで使用する場合)
/Users/登録アカウント名/Library/Application Support/SIMBL/Plugins/

(すべてのユーザで使用する場合)
/Library/Application Support/SIMBL/Plugins/


icn_appそして「InputSwitcher.app」を「アプリケーション」フォルダに保存します。
これを1度起動すれば、ログイン項目に登録されます。



インストール後に起動(再起動)したアプリケーションで、「InputSwitcher」が有効になります。



SIMBLプラグイン なので、基本的にCocoaアプリケーションでしか、機能しません。

Finder、iTunes、FirefoxThunderbird などでは機能しませんが、「内部的にグローバル状態を別に保持しておいてそれを適用している(どういう仕組みだか分からないけど)」ので、特に気になることはありません。


(例)
Finderが最前面のとき、(ひらがな入力)
      ↓
Safariを最前面にする、(英数入力)
      ↓
Finderを再び最前面にする、(ひらがな入力)

      ↓
iTunesを最前面にする、(ひらがな入力)
ここで英数入力に切り替える
      ↓
Finderを再び最前面にする、(ひらがな入力)


ただ、不安定な面もあり、IM をうまく切り替えられないときもあります。






この記事では InputSwitcher 0.6 (2008.01.25) を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : Windchase
Download page : InputSwitcher



(関連記事)
SIMBL --- Cocoaアプリケーションの機能拡張プラグイン

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Utility | CM:0 | TB:0

tag : IM  SIMBL 

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SwitchToUS
icn_defortfile
SwitchToUS : 指定したアプリが最前面に来ると英数入力に切り換える
InputManagerプラグイン
OS10.3.9 - v0.1、10.4以上(UB) - v0.2 各対応
ドネーションウェア


指定したアプリケーションのウインドウが最前面に来ると、IM(インプットメソッド) を「ことえり」などの かな入力 から 英数入力 に切り換える InputManagerプラグイン の「SwitchToUS」の紹介です。



【 SwitchToUS - インストール 】


SwitchToUS にインストール方法は、ダウンロードしたファイルを解凍して、その中の「SwitchToUS」フォルダを

/Users/登録アカウント名/Library/InputManagers/

に移動すれば、完了です。
「InputManagers」フォルダが無い場合は、その名前でフォルダを作ります。



('08/01/06追記)
OS10.5 では InputManagerプラグインはホームフォルダ内の「InputManagers」フォルダにインストールしても機能しません。

誤:/Users/登録アカウント名/Library/InputManagers/

上記の場所では機能しないので、注意。

正:/Library/InputManagers/

こちらの場所にインストールします。
(追記おわり)



('08/06/12追記)
このままでは機能しないので、ターミナルでファイルオーナーを変更するコマンドを実行します。
sudo chown -R root:admin /Library/InputManagers
管理者パスワードを入力して完了です。

(参考 : LeopardでInputManagersを使う - soundscape out


これ以降に起動(再起動)したCocoaアプリケーションで SwitchToUS が有効になります。
(追記おわり)






【 SwitchToUS - 使い方 】


SwitchToUS は Cocoaアプリケーション のみで有効です。

インストール完了後に起動したアプリケーションでは、アプリケーションメニューに「Switch to U.S.」という項目が追加されます。
071014stu1

この項目を選択して「」を入れた状態します。

例えば、現在選択されているIM(インプットメソッド)が「ことえり」の かな入力 であった場合、
071014stu2

そのアプリケーションのウインドウが最前面に表示されたときに、自動的に半角英数入力に切り替わります。
071014stu3

SwitchToUS を「on」にしていても「かな」キーなどで、日本語入力に戻すことは出来ます。
ターミナルなど、日本語入力が少ないアプリケーションに設定しておくと便利です。




【 SwitchToUS - Quicksilver で使う(のは少し厳しい?) 】


Quicksilver で SwitchToUS を使う方法が、soundscape outさん の『SwitchToUSがUniversal Binaryに!』の記事で紹介されています。

それによると、Quicksilver の環境設定で Dockにアイコン表示させるように設定します。
表示されたDock内の Quicksilverアイコンをクリックすると、Quicksilverのメニューが表示されるので、そこで SwitchToUS を「on」にします。
071014stu4

Panther用の Quicksilverβ36 でも無事に使えました。
Quicksilver のウインドウを表示させても ExtraMenuに表示される「あ」などが「A」に変わらないので、使えないのかなと思いましたが、ちゃんと英数入力になってました。
こいつは便利。

ただし、Dockアイコンを表示させない設定に戻したら、SwitchToUS は Quicksilver上で機能しないようです。


('07/10/17追記)
コメントで指摘頂いたのですが、Quicksilver上での SwitchToUS の動作は少し安定性に欠けるようです。
ちゃんと動作している場合でも、テキストモードで日本語入力が出来ないようですので、Quicksilver上で SwitchToUS を利用するのはちょっと厳しいかも。
(追記おわり)


('08/06/12追記)
Quicksilver/ 「英数」入力でQSを呼び出す
この記事で SwitchToUS をQuicksilver で有効にする為の検証をしています。
(追記おわり)




(ダウンロードリンク)
Site top page : Kenichi Kuriharaのページ
Download page : SwitchToUS

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Utility | CM:8 | TB:0

tag : IM  InputManager  Quicksilver 

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