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Edge Launcher : 画面左右の端をクリックして起動させるランチャ
OS10.5以上(UB)、OS10.4 各対応
フリーウェア
画面左右の端をクリックしてExposéを実行したり、アプリケーションを起動させるランチャ(システム環境設定ペイン)「Edge Launcher」の紹介です。

パッケージからインストールすると
- /Library/PreferencePanes/EdgeLauncher.prefPane
- /Applications/Edge Launcher.app
そして、システム環境設定が立ち上がるので、Edge Launcher の設定を行います。

「右端の起動項目」「左端の起動項目」をリストから選択します。
ExposéやFinder、何も無しなど選択できます。
アプリケーションやファイルは「その他...」から選択します。
「起動フォルダ (Finder)」は起動項目でFinderを選択したとき、ウインドウが何も開いてないときに、Edge Launcher を使ってFinderを最前面にしたときに開くウインドウを設定します。
例えば、右端の起動項目に「Finder」を選択します。
下のようないろいろなウインドウを開いているときに画面の右端をクリックします。

すると、すべてのFinderウインドウが前面に表示されます。

クリック1つですべてのFinderウインドウが前にくるので便利です。
この記事では Edge Launcher 2.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Numata Designed Factory
Download page : Numata Designed Factory - Edge Launcher 2
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-840.html
システム環境設定 > Exposé と Spaces > Exposé
を開くと、画面の四隅のホットコーナーに Exposé や Dashboard などを設定できます。

ここで設定していると、マウスポインタを画面の四隅に持って行くと、それを実行できます。
iBookを使っていた頃は、ホットコーナーに Exposé を設定して使っていましたが、最近ではiMacで画面が広くなってマウスを移動する距離も多くて使いにくかったので、使っていませんでした。
久々にこのパネルを開いて見ると「スクリーンセーバを無効にする」という項目があるのを初めて知りました。

動画を見るときなど、しばらくの間手を触れないときは、これを設定したコーナーにマウスポインタを置いておくと、スクリーンセーバが起動しないようになります。
「省エネルギー」設定のスリープ、ディスプレイスリープを妨げることはできませんが、しばらくの間ならこれは結構使えそうです。
(まあ「Caffeine」を使った方が早いんだけど・・・)
話を元に戻して、ホットコーナーに設定できるものは
- Exposé すべてのウインドウ
- Exposé アプリケーションウインドウ
- Exposé デスクトップ
- Dashborad
- Spaces
- スクリーンセーバを開始する
- ディスプレイをスリープさせる
- –(何もなし)
誤動作がイヤな場合は、プルダウンリストで項目を選択するときに修飾キーを押さえながら選択すると、
修飾キー + ホットコーナー
という使い方ができます。

もっとホットコーナーを利用したければ「CornerClick」というシステム環境設定ペインを使うと、ホットコーナーでファイル・アプリケーションを開いたり、AppleScriptを実行したりと、いろいろできます。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-452.html

Quicksilver Plug-in/ Mouse Triggers
Triggerをマウスでホットコーナーなどを使って実行できるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
『Quicksilver/ Triggers の説明(2)』のつづき
「Mouse Triggers」は Quicksilver のTriggerを実行するときに、キーボードショートカットだけでなく、マウスでホットコーナー・ホットエッジ(画面の端のこと---こういう言い方は正しいのだろうか?)を使えるようにするプラグインです。
Mouse Triggers をインストールすると、新規Triggerを設定するときに「+」ボタンで「Mouse」という項目が追加されます。

これを選択して新規Triggerを作成すると、ホットキーではなく、ホットコーナー・ホットエッジでそれを実行できるようになります。
既にあるTrigger項目のキーボードのアイコン(⌘ の縦の欄)のところをクリックして、ドロワーの設定ウインドウを変更することもできます。

(ドロワーは右下の「i」マークをクリックすると開きます。)
一つのTriggerに対して、「HotKey」「Mouse」と、どちらも設定しておけば複数の方法でTriggerを実行できます。
【 Mouse Triggers - 設定方法 】
例えば、画面左上のホットコーナーでマウスポインタを2秒間静止するとスクリーンセーバの起動するように設定してみます。(同じことをシステム環境設定からも設定できます。)
まず、Triggersパネルを開き(command+' or command+shift+7)、下にある「+」ボタンの「Mouse」を選択して新規Triggerを作成します。

内容は左のように設定します。
・Object「ScreenSaverEngine.app」※
・Action「Open」
※「ScreenSaverEngine.app」は下の場所にあります。
/System/Library/Frameworks/ScreenSaver.framework/Versions/A/
Resources/ScreenSaverEngine.app
次に右下の「i」マークをクリックしてドロワーを開き、「Settings」タブを選択し、各項目を設定します。

▶「Type:」
マウスクリックやいろいろパターンがありますが、ここでは「Mouse Entered」を選択します。(下記で補足説明)
▶「Delay:」
Typeで選択した状態を何秒保つと実行するかを決定します。チェックを入れて有効にし、秒数を入力します。(数字だけでOK)
▶「Screen:」
モニタディスプレイを2つ以上繋いでるときに設定します。僕の環境では1つのみなので「Main Display」のまま。
Spacesを使用しているときに、ホットコーナー・ホットエッジを使う場合、ここを「All Display」に設定していると、すべてのSpaceで使用できます。
ただ、あまり相性が良くないらしく、Spaceを移動していると使えなくなってしまう事が多いです。
Spaces のシステム環境設定で Quicksilver を「すべての操作スペース」にも設定していないと使えません。
▶「Corners & edges:」
ホットコーナー・ホットエッジを選択します。ここでは左上のコーナーの四角をクリックします。選択すると、少し濃いグレーに変わります。
複数のコーナー・エッジを選択することも可能です。
上部のメニューバーのエッジ部分は使えません。
上記の「Type:」で「Mouse Button *」を選択した場合は「Anywhere」が選択できるようになります。
▶「Modifiers:」
ホットコーナー・ホットエッジにチェックした修飾キーをプラスすることができます。
これらを設定してマウスポインタを画面左上に持って行くと、下のように強調表示されるようになります。

設定したように2秒間このままだと、スクリーンセーバが起動します。
また、ホットエッジを選択した場合は画面の端全体が青く表示されます。

このTriggerに「HotKey」の設定もすれば、ホットコーナー、ホットキーどちらを使ってもスクリーンセーバの起動が可能です。
qs_mt_type
【 Mouse Triggers - 設定 - Type の補足説明 】
Type はホットコーナー・ホットエッジでのマウス操作に関する種類を設定します。プダウンリストには下のようなものが用意されています。

僕の場合は5ボタンマウスを使ってるので、「Mouse Button 5」まで選択できます。
▶ Click
ホットコーナー・ホットエッジにマウスポインタを持って行き、普通にクリック(左クリック)したときにTriggerを実行します。
クリックする前にマウスポインタを持って行くと、ポップアップでTriggerの内容が確認できます。

・▽ --- 左クリック
・▽* --- 右クリック
・▽³ --- 該当番号のマウスボタンをクリック
・▽×2 --- クリックの回数。例 : ×3 はトリプルクリック
また、「Click」「Right Click」「Mouse Button *」の場合はクリック数を設定できます。

シングルクリックからクインティプル(5回)クリックまで設定できます。
▶ Right Click
ホットコーナー・ホットエッジにマウスポインタを持って行き、右クリックしたときにTriggerを実行します。
control+クリック では「右クリック」として認識されません。
▶ Mouse Button *
ホットコーナー・ホットエッジにマウスポインタを持って行き、該当番号のマウスボタンをクリックしたときにTriggerを実行します。
これを選択すると、「Corners & edges:」の項目で「Anywhere」が選択できるようになります。

これを選択していると、第3ボタン以上のマウスボタンだけでTriggerの実行が可能です。
▶ Mouse Entered
ホットコーナー・ホットエッジにマウスポインタを持って行ったときに、Triggerを実行します。
▶ Mouse Exited
ホットコーナー・ホットエッジからマウスポインタを移動した(離した)ときに、Triggerを実行します。
qs_mt_dragg_enterd
▶ Drag Entered
ホットコーナー・ホットエッジにファイルなどをドラッグして持って行ったときに、Triggerを実行します。
例を出して説明すると、下のようにTriggerを設定したとします。
これは画面右上にファイルなどをドラッグして持って行くと、それがゴミ箱へ移動するように設定されています。


・Object「Mouse Trigger Dragged Object」※
・Action「Move to Trash」
※「Mouse Trigger Dragged Object」は Mouse Trigger をインストールすると追加される Proxy Object です。
これはマウスでドラッグされたものを代用するObjectです。
こんな風に設定して、画面右上にドラッグすると、それがゴミ箱に移動するようになります。

デスクトップは新しいファイルを右上から配置して行くので、画面の右上か右端に設定してやるとゴミ箱にドラッグするが楽になります。
ただし、この場合だと command+Z でのUndoはできません。
▶ Drag Exited
ホットコーナー・ホットエッジからファイルなどをドラッグして移動した(離した)ときに、Triggerを実行します。
上記の「Drag Entered」と同じように、主に「Mouse Trigger Dragged Object」を使ってTrigger登録します。
▶ Drag and Drop
ホットコーナー・ホットエッジにファイルなどをドラッグ&ドロップしたときに、Triggerを実行します。
上記の「Drag Entered」と同じように、主に「Mouse Trigger Dragged Object」を使ってTrigger登録します。
使い勝手としては「Drag Entered」と違いはよくわかりません。
「Drag Entered」「Drag Exited」「Drag and Drop」のこの3つの中で一番使うのは、この「Drag and Drop」でしょう。
【 Mouse Triggers - 設定例 】
qs_mt_dejamenu
▶ マウスボタンでメニュー項目を表示する
例えばマウスの第5ボタンに、アプリケーションのメニューバーに表示される項目をコンテキストメニューのように表示させて、2番目のコンテキストメニューのようにして使うことができます。僕的にはかなりお気に入り。
これをする為に『DejaMenu』を使います。
DejaMenu は、ホットキーでコンテキストメニューのように、メニューを表示することのできるアプリケーションです。詳しくはリンク先を参照。

Quicksilver をこよなく愛する人は「ここは『User Interface Access』プラグインを使うべき」と思われるかもしれませんが、DejaMenu の方が確実に使い勝手はいいです。
DejaMenu はデフォルトで「command+shift+M」のホットキーで呼び出せるようになっています。
このホットキーをAppleScriptを使って Quicksilver の Mouse Trigger から実行し、マウス第5ボタンでメニューを表示させるようにします。
まず、下の枠内のスクリプトをスクリプトエディタにコピペして「ActvateDejaMenu.scpt」というファイル名で保存します。
(ファイル名は適当でOK)
|
※ホットキーが「shift+command+M」の場合です。別のものに設定している場合は赤字のところ適当に変更して下さい。

保存場所もどこでもOKですが、
/Users/wakaba/Library/Scripts/
あたりの場所がいいでしょう。
次に Quicksilver のTriggerを下のように設定します。


これで、マウスの第5ボタンをクリックすると、最前面のアプリケーションのメニューが表示されるようになります。
別に第5ボタンでなくとも、第3ボタン以上であれば、Trigger設定で「Anywhere」が選択できるようになります。
3ボタンマウスを使っているなら、第3ボタンのダブルクリックなんかに設定しておけばいいと思います。
尚、これを利用するには システム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
「補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れないと機能しません。

qs_mt_quicklook
▶ マウスボタンでQuickLookを表示する
上記と同じように下のAppleScriptを使って設定します。
|
枠内のスクリプトをスクリプトエディタにコピペして「ActvateQuickLook.scpt」というファイル名で保存します。
(ファイル名は適当でOK)
('08/02/08追記)
ドロワーの「Scope」タブでのアプリ制限が効かなくなってしまったので、上記のQuickLookを表示するスクリプトをちょっと、修正しました。
-- Actvate QuickLook |
(追記おわり)
これを下のようにTrigger登録します。


これで、Finderでファイルを選択して、第3ボタンをダブルクリックすると、QuickLookで表示します。
ただ、僕の環境では最近ドロワーの「Scope」タブでのアプリケーション制限が効かなくなってしまって、Finderのみでの有効という制限がかけられないので、使い勝手はイマイチ。
これもシステム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
「補助装置にアクセスできるようにする」にチェックを入れないと機能しません。
qs_mt_move_to
▶ ホットコーナーなどにファイルをドラッグして任意のフォルダに移動
上記の「Dragg Entered」の例のように、ホットコーナーなどにファイルをドラッグして、任意のフォルダへ移動する事などができます。
例えば、ドラッグ&ドロップしたファイルを「アプリケーション」フォルダに移動しようと思えば、下のように設定します。


これで画面の右上にファイルをドラッグ&ドロップすると、それが「アプリケーション」フォルダに移動します。
ただ、最近僕の環境ではこれの調子が悪く、かなりの時間を要するようになってしまいました。
▶ その他
・1stPane-Object(2ndPane-Action)
の順に書いています。
起動中のアプリケーションをホットコーナーなどで隠す
・Visible Application※(Hide)
※Visible Application は Proxy Object で設定しないと使えません。
起動中のアプリケーション以外をホットコーナーなどで隠す
・Current Application※(Hide Others)
※ Current Application は Proxy Object で設定しないと使えません。
(iTunes の操作 : 要 iTunes Module)
iTunesを再生・一時停止をホットコーナーで操作
・Play / Pause(Run)
iTunesで再生中の曲のレートを変更
[レートを上げる] - option+左クリック
・Increase Rating(Run)
[レートを下げる] - option+右クリック
・Decrease Rating(Run)
iTunesで再生中の曲の情報を、ホットコーナーなどで表示
・Show Playing Track(Run)
などいろいろ。
操作を忘れてもポップアップを見れば分かります。

『Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers』につづく
この記事では Quicksilver(3815)、Mouse Triggers 142 を使用しています。
(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Widgetを起動する
Quicksilver/ QuickLookを表示
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ ブラウズに便利な操作
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について + Growl Notifier Plug-in
Quicksilver Plug-in/ iTunes Module
Quicksilver Plug-in/ Web Search Module
Quicksilver Plug-in/ SafariStand Queries
Quicksilver/ advanced features について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver Plug-in/ Services Menu Module
Quicksilver Plug-in/ Clipboard Module
Quicksilver Plug-in/ Shelf Module
Quicksilver Plug-in/ User Interface Access
Quicksilver Plug-in/ System HotKey Commands
Quicksilver Plug-in/ Extra Scripts
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
これ以降のQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にまとめています。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-308.html

CornerClick : ホットコーナーでファイル,フォルダを開いたり、AppleScriptを起動
OS10.3以上(UB)、PreferencePane
フリーウェア、日本語対応
ホットコーナーで様々な操作が出来る PreferencePane の「CornerClick」の紹介です。
マウス操作がメインの方にはとても便利なソフトです。
CornerClick で出来る操作は下記の通りです。
・ファイル、フォルダを開く(アプリケーションの起動)
・現在のアプリケーションを隠す/他のアプリケーションを隠す
・URLを開く
・AppleScriptの起動
・Exposé 各種
・DashBoard
・スクリーンセーバの起動
CornerClick のインストール方法は、解凍したフォルダの中の「CornerClick.prefPane」ファイルをダブルクリックして、個別ユーザか、すべてのユーザで使うかを選択すれば、インストール出来ます。
PreferencePane なので、
アップルメニュー>システム環境設定>CornerClick
で各種設定を行います。
【 CornerClick の設定 - Settings タブ 】

▶「Enable CornerClick」
まず最初に、赤枠の「CornerClick is enabled」にチェックしないと、ホットコーナーを使用出来ません。
▶「Choose highlight color」
マウスポインタをコーナーに持って行ったときに表示される、三角形のマークの色を選択します。

プルダウンリストで「None」「System Color」「Custom」から選択します。「None」を選択しても、薄い黒で表示されます。
▶「Configure visual feedback」
「Show popup when hovering」にチェックすると、
マウスポインタをコーナーに持って行ったとき(修飾キーを設定している場合は、コーナーでそのキーを押したとき)に、クリック操作で実行する内容を、吹き出しで表示します。

左クリック、右クリックにそれぞれ設定している場合は、「/」で区切って両方表示されます。修飾キーを設定している場合は、コーナーでそのキーを押したときに、吹き出し表示されます。
【 CornerClick の設定 - Actions タブ 】

四隅のホットコーナーに、どうのようなアクションを、左右クリック・ホバリング(クリックなしでポインタをコーナーに持って行くのみ)+修飾キーに設定するかを、このタブで設定します。
▶「Choose the screen corner」

ここでまず、これからアクションを設定するホットコーナーを選択します。
「Enable Actions for this corner」のチェックを外すと、そのコーナーでは何も起こりません。
▶「Define Actions」

「+」ボタンで新規アクションの登録、「-」で削除。
「Trigger」で修飾キーの設定。
その横のプルダウンリストで、左右クリック・ホバーの設定。
(「Hover」はクリックなしでアクションを実行します。)
※シングルボタンマウスで「右クリック」設定時に、control+クリックで「右クリック」の代わりには出来ません。
「Actions」のプルダウンリストで、各アクションを設定します。

「Open File」や「Run AppleScript」を選択した場合は、その横のプルダウンリストで候補を選択します。無い場合は「Choose」をクリックして選択します。

「Open URL」を選択した場合は、アドレスと、名前を入力します。

(ダウンロードリンク)
Site top page : Greg Schueler
Download page : CornerClick
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-220.html

Butler : ランチャ+多機能な総合ユーティリティソフト
OS10.2.8以上(UB)
ドネーションウェア、日本語対応
多機能なランチャ+総合ユーティリティソフトの「Butler」の紹介です。
この Butler とは日本語で「執事」という意味ですが、まさしく執事のようになんでもこなす便利なソフトです。
Butler(1) ページ内 INDEX (ページ内の各項目にジャンプします) 【 Butler の概要 】 【 Butler - メニュー構成のカスタマイズ 】 ├(メニューバー で表示) ├(Docklet で表示) ├(見えない項目) ├(共通の設定 - アイテムの追加・削除) ├(共通の設定 - トリガー - 省略名を入力 [ control + space ] ) ├(共通の設定 - トリガー - ホットキー) ├(共通の設定 - トリガー - ホットコーナー) └(共通の設定 - トリガー - イベント) |
butler_about
【 Butler の概要 】
Butler を初めて起動すると、メニューバーの右側にこのように表示されます。

この入力フォームに文字を入力すると、デフォルトのWebブラウザでGoogleの検索結果のページを表示します。プルダウンで検索エンジンを変更することも出来ます。

地球アイコンのプルダウンでブックマークを表示してアクセスすることが出来ます。

昔のiMac風のアイコンのプルダウンでそれ以外の機能を使うことが出来ます。

Butler の機能は多岐にわたります。
・Web検索機能
・ブックマーク管理、アクセス
・アドレスブックへのアクセス
・ファーストユーザスイッチより便利なユーザの切り替え
・ボリューム内のファイル・フォルダへのアクセス
・AppleScriptの起動
・起動しているアプリケーションのスイッチャー、ランチャ機能
・システム環境設定への各項目への素早いアクセス
・iTunesのコントロール
・ペーストボードによるクリップボードの拡張
・キーストローク機能
・システムの終了、再起動、ログイン、スリープ
・スクリーンセーバの起動
・ホットキー、ホットコーナー、省略名などの割当をするトリガー機能
など様々な機能があります。中でも、Butler に登録したものにホットキー、ホットコーナー、省略名などの割当するトリガー機能がすごく便利です。
customize
【 Butler - メニュー構成のカスタマイズ 】
上記のように、デフォルトの設定でも使えますが、Butler はそれぞれの機能を呼び出すのに様々な方法が使えて、自分好みにカスタマイズすることが出来ます。
ここでカスタマイズしないと、Butler の便利な機能も意味がないので、自分好みにカスタマイズした方がいいでしょう。
これらの設定は、Butlerメニュー>カスタマイズ を選択します。

そうすると、Butler の設定ウインドウで「メニュー構成」タブが開きます。

基本的な操作は左ペインで項目を選択して、右ペインの「インスペクタ」でオプション設定、トリガー設定(ホットキー、ホットコーナー、メニューバー、Docklet、省略名を入力など)、外観設定、その他の設定などいろんな操作方法などの詳細設定をします。
例として Butler の「アプリケーション」コンテナを使って説明してみます。デフォルト設定では下のような感じです。

動作中のアプリケーションのスイッチ、すべてのアプリケーションへのアクセス、アップルスクリプトといったメニューがあります。
customize_menu
(メニューバー で表示)
Butler のメニュー構成ウインドウで「アプリケーション」コンテナをドラッグ&ドロップで位置を変更してみます。

そうすると、メニューバーに「アプリケーション」コンテナのアイコンが表示され、そこから操作出来ます。

メニューバーの位置は「左」「通常」「中央」「右」と用意されているので、好きな場所にコンテナなどを設置することが出来ます。
「アプリケーション」コンテナを「メニューバー(右)」に移動してみると・・・

このようにメニューバーの右端にアイコン表示されます。
「アプリケーション」コンテナは現在アクティブなアプリケーションのアイコンで表示されるので、右端に表示すると旧OS風の使い勝手になります。
customize_docklet
(Docklet で表示)
「アプリケーション」コンテナを「Docklet」に移動すると、スクリーン左上に小さな三角形マークが表示されます(Dockletの環境設定による)。

これをクリックすると、「アプリケーション」コンテナが操作出来ます。

Docklet の表示位置などの指定は環境設定の「Docklet」タブで設定出来ます。

customize_invisible
(見えない項目)
コンテナをここに移動すると、文字通りメニューバーやDockletでは表示されずに見えなくなります。
「見えない項目」のものを操作するには、下記で説明するトリガー(省略名を入力、ホットキー、ホットコーナーなど)を使って操作出来ます。
customize_item
(共通の設定 - アイテムの追加・削除)
メニュー構成ウインドウの左ペインで、コンテナやアイテム、URLを追加したり、削除したりすることが出来ます。
Butler のメニュー構成ウインドウ左下の「+▼」「ー」ボタン、もしくは control+クリック(右クリック)でアイテムを追加・削除出来ます。

ここで新規コンテナ、ファイル(フォルダをButlerに登録するときも、ここの「ファイル」から選択します)、区切り線などを追加出来ます。
Finder上のアイコンを Butler のメニュー構成ウインドウにドラッグ&ドロップしても登録出来ます。
メニュー構成ウインドウが最前面の状態で、command+N を入力すると、ファイルやフォルダを Butler に登録することが出来ます。
また、「スマートアイテム」という便利なものも用意されています。

「スマートアイテム」はデフォルト設定ですでにあるものから、ないものも色々あるので気に入ったものを登録しておくと便利です。
また、デフォルト設定のアイテムを削除しても、この「スマートアイテム」から復帰させられます。
これで「アプリケーション」コンテナに「デスクトップを表示」などのスマートアイテムや、自分好みによく使うアプリケーションなどを登録出来ます。

- アイテムの登録に便利な機能 -
ファイルや、フォルダ、ブックマーク用のURLなどを Butler に登録するのに、便利な機能があります。Butler の環境設定ウインドウの「編集」カテゴリで、「ドラッグ&ドロップ:アクティブ」のところに任意のコーナーのチェックを入れておきます。

これで、例えばホームページを見ていて、このページを Butler のブックマークマークに登録したいと思ったら、アドレスバーのファビコンを設定したコーナーへドラッグします。

そうすると、Butler のメニュー構成ウインドウが表示されるので、それをドラッグしたままコーナーからこのウインドウへ持って行きドロップすれば、完了です。

もちろん、これは他のファイルやフォルダを登録するときにも使えます。
customize_abbreviations
(共通の設定 - トリガー - 省略名を入力 [ control + space ] )
Butler のメニュー構成ウインドウの右ペインに「インスペクタ」があります。左ペインで選択したものの詳細設定をここで表示します。
この インスペクタ の「トリガー」タブで設定します。
例えば、スマートアイテムの「デスクトップを表示」の省略名に「desk」と設定します。

これで、control+space(デフォルト設定)のホットキーを入力すると、下のようなウインドウが表示され、右上の入力フォームに「desk」と打ち込むと、該当しそうな項目を表示してくれます(設定による)。

ここでその項目をダブルクリックするか、?のマークをクリックすると「デスクトップを表示」を実行します。(この「デスクトップを表示」はFinder以外のアプリケーションを隠して、FinderウインドウはDockに収納する機能です。)「i」マークはButlerのメニュー構成ウインドウを表示します。
設定にもよりますが、別に省力名をあらかじめ設定しておかなくてもインクリメンタルサーチでSpotlight風にいろいろと表示してくれるので、キーボード操作でアプリケーションを起動したりするときに便利です。
例えば「s」と入力してみると、Safariなどが表示されます。

矢印マーク(斜上向き)はFinderウインドウで表示、Cマークはアプリケーションやファイルであれば、クリップボードへパスをコピー(command+C)。ブックマークはURLをコピーします。
Butler のコンテナやフォルダの場合は▼マークが表示され選択すると、プルダウンリストで中身を表示します。

選択項目に表示されるこれらのマークは
tab --- 進む
shift+tab --- 戻る
return --- 実行
でキーボードでも操作出来ます。選択中のものは少し太く表示されます。
この省略名のウインドウで呼び出したものには、次回から自動的に省略名が割り当てられます。省略名が割り当てられると、♥マークがリストに表示されます。
ウインドウ左下の歯車アイコンをクリックすると、各種操作が出来ます。

省略名ウインドウをキャンセルするときは「esc」キーを押します。
「省略名を入力」ウインドウに表示される内容を、Butler のメニュー構成ウインドウのインスペクタでフィルタリングすることが出来ます。

ここで必要なものだけにチェックすれば、使い易くなります。
customize_hotkey
(共通の設定 - トリガー - ホットキー)
Butler の各項目にホットキーを設定出来ます。
例えば「アプリケーション」コンテナに「shift+control+A」というホットキーを設定してみます。

すぐ下のプルダウンリストで
「すべての内容を連続して開く」
「マウスの近くでメニューを開く」
「スクリーンコーナーでメニューを開く」
の3つから選択します。
その下のところで、例外のアプリケーションを設定出来ます。そのアプリケーションのみで有効か、それ以外のアプリケーションで有効かを選択出来ます。
「スクリーンコーナーでメニューを開く」を選択した場合は、画面のどの位置で開くかを選択します。

customize_hotcorner
(共通の設定 - トリガー - ホットコーナー)
Butler の各項目にホットコーナーを設定出来ます。
「アプリケーション」コンテナにホットコーナーを設定してみます。

各コーナーにチェックボタンが2つずつあり、左クリック(1ボタンマウスはクリック)、右クリックと分かれています。
1ボタンマウスで右クリックの設定は使えません。control+クリック しても効果はありません。
shift、control、option、command の修飾キーの組合わせが可能です。
ホットコーナーを設定したコーナーにマウスポインタを持って行くと、青い三角でホットコーナーであることを知らせてくれます。

これで、設定した修飾キー+左or右クリックで、操作出来ます。

customize_event
(共通の設定 - トリガー - イベント)
「イベント」トリガーは、設定した「イベント」が起きたときに、実行するトリガー機能です。現在のところ、この「イベント」は「Butler の起動」「Butler の終了」があります。
例えば、Butler に登録した「Mail.app」のイベントトリガーにこのように設定すると、Butler が起動すると、Mail.app も起動します。

ちょうど、Butler用の「起動項目」みたいな感じで使えます。
修飾キーとの組合わせも可能です。
また「Butler の終了」にトリガーを設定すると、Butler を終了すると、Mail.app が起動するようになります。

Butler(2)へ続く
(ダウンロードリンク)
Site top page : Many Tricks ・ Finest Mac Utilities
Download page : Many Tricks ・ Butler
(関連記事)
Butler(1)--- 概要、メニュー構成のカスタマイズについて
Butler(2)--- 検索、ブックマーク機能について
Butler(3)--- ユーザ、ボリューム、アプリケーション、システム環境設定など
Butler(4)--- iTunes、ペーストボード、キーストローク機能など
Butler(5)--- Plug-ins、Helperなどについて