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>cd to ... : Finderウインドウのディレクトリを「
cd
」した状態でターミナルを開くOS10.4、10.5、10.6 各対応(UB)
フリーウェア
Finderのツールバーなどに登録して使い、現在のFinderウインドウのディレクトリで、ターミナルの「
cd
」を実行した状態でウインドウを開く「>cd to ...」の紹介です。いつも参考にさせてもらってる dps さんで、Snow Leopard に対応し、バージョンアップされてるのを知りました。
まず、このアプリケーションを任意の場所に保存し、Finderのツールバーにドラッグ&ドロップして登録します。
(ツールバーに登録後にアプリ本体のパスが変更されると、再登録しないといけないため)

(解凍したときに、Tiger, Leoprd, Snow Leopard の各フォルダに、それぞれのOSに対応した「>cd to ...」が保存されています)
これで、現在の最前面のFinderウインドウで「>cd to ...」をクリックして実行すると、ターミナルのウインドウが開いて、そのディレクトリで開きます。

別にツールバーでなくとも、Finderウインドウのサイドバーに登録してもOKです。
また、Dock や 他のランチャアプリで起動しても、最前面のFinderウインドウのディレクトリで「
cd
」を実行します。ターミナル以外にも、iTerm、X11のxterm、Path Finder にも対応しています。
Finderで「>cd to ....app」を選択し、コンテキストメニューで「パッケージの内容を表示」を選択し「Contents」フォルダを開きます。

ここの「Plugins Disabled」フォルダには
- iterm.bundle
- pathfinder.bundle
- X11_xterm.bundle

これらの中から使用したいものを
>cd to ....app/Contents/PlugIns/terminal.bundle
と入れ替えます。
これで次に実行するときから、iTrem などで使用できるようになります。
試しにプラグインを iTerm 用にもの入れ替えてみて実行してみたところ

この記事では >cd to ... version 2.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : cdto - Project Hosting on Google Code
Download page : 上に同じ
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サイドパレット : Finderウインドウでのディレクトリ移動を楽にする便利なツール
OS10.5以上(UB)
フリーウェア
『サイドパレット | Macの手書き説明書』で知った、Finderウインドウのサイドバー上にディレクトリツリーを表示し、ブックマークしたり、複製・移動などを楽にする便利なツール「サイドパレット」の紹介です。
まず最初に、サイドパレット を任意の場所に保存して、アイコンをFinderウインドウのツールバーにドラッグ&ドロップして登録します。

これをクリックすると、Finderウインドウのサイドバー上に「パレット」が開き、そのFinderウインドウで表示しているフォルダのディレクトリツリーを表示します。

ぴったり、サイドバーと同じ大きさで表示されます。

「ディレクトリ」には現在のFInderウインドウのフォルダを表示し、プルダウンリストで上位階層への移動ができます。
「▲」で1つ上の階層へ移動します。
その下にはディレクトリツリーが表示され、それを選択すればFinderウインドウ側の表示もそれに切り替わります。
Finderでのアイコン表示・リスト表示・CoverFlow表示のときに、フォルダをすぐ移動できて便利です。
(ちょっとWindowsっぽい。)
「スタック」には、現在Finderウインドウで表示しているフォルダを一時的に記憶させることができます。
別のフォルダをFinderウインドウで表示したりすると、これも切り替わります。
スタック内のアイコン部分をクリックすると、緑のタグが付いたアイコンになり、ブックマークすることができます。
要するに、普通のFinderのサイドバーにフォルダを登録したのと同じです。
パレットの一番下に、いろいろなツールのアイコンが表示されます。

左から「ターゲットロック」「ピックアップ」「コピー」「移動」「エイリアス」「アーカイブ」ボタンです。
「ターゲットロック」ボタンは、OFFにしている場合は常に最前面のFinderウインドウに「サイドパレット」が表示されるようになります。ONの場合は「サイドパレット」を起動したウインドウのみで表示されます。
「ON」のときはアイコンの色がちょっと濃くなります。
「ピックアップ」ボタンは、Finderで選択しているアイテムをピックアップします。

このボタンを右クリック(control+クリック)すると、左のようにピックしているものをパレット上で表示します。
アイテム上にマウスオーバーすると「×」ボタンが表示されるので、ピックアップ対象から除外することができます。
ピックアップされているアイテムは、「コピー」「移動」「エイリアス」「アーカイブ」ボタンでの対象になります。
「コピー」「移動」「エイリアス」「アーカイブ」ボタンは、ピックアップしているものを、現在のFinderウインドウで表示しているフォルダに、複製を作ったり移動したりすることができます。
control+クリック(右クリック)でコンテキストメニューが表示されます。
フォルダ上で表示させると、こんな風に開きいろいろ操作できます。

フォルダじゃないところで表示させると、こんなメニューになります。

「ターゲットウインドウを固定」は「ターゲットロック」ボタンと同じです。
「フォルダをすべて表示」はパレット上で、「. (ドット)」で始まるような不可視のフォルダを表示するようにします。

環境設定で、いろいろ設定できます。


「Finderの状態と同期する」のチェックを外すと、Finder側で表示しているフォルダを変更しても、サイドパレットで追従しなくなります。
サイドパレットでフォルダを選択すると、Finderウインドウはそのフォルダを表示します。
「Finderビュー」タブでは、Finderウインドウの表示設定についての項目です。
「デフォルト」は、そのフォルダに設定されたビューを優先します。普通の状態です。
「引き継ぐ」は、現在のFinderウインドウの表示状態で、表示します。
「表示オプション」が設定されているフォルダでも、その前の表示状態を優先します(サイパレットでディレクリを選択したときのみに適用され、Finder本体でディレクトリを選択したときには、通常通り)。
「指定する」は、そこで指定したビューが優先されます。
「ビューセットを保存」は表示状態をテンプレートのように保存しておけます。
適用させたいときは、「サイドパレット」のフォルダ上でコンテキストメニューから行います。
この記事では サイドパレット version 1.0.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-529.html

Quicksilver : ランチャ+システムの一部のような総合ユーティリティ
OS10.4以上(UB)、OS10.3.9 各対応
ドネーションウェア
ちょっとした小ネタです。
Quicksilver はパスを読み取り、認識することができます。
▶ UNIX形式のパスの場合
例えば下のようなパスを示すテキスト選択して、⌘ command + ⎋ esc などで Quicksilver に表示させます。
(例)/private/var/vm/swapfile0
すると、こんな風にパスの示すファイルを1stPaneに表示します。

このとき command + return で「swapfile0」ファイルをFinderウインドウで表示できます。
パスを選択して command+C でコピー、Finderで shift+command+G を入力し、ペースト、実行... などとやってきたことが一発で済みます。
ただし、「~(チルダ)」でホームフォルダを省略したパスはうまく認識できないようです。
(例)~/Library/Fonts
これを読み取っても、テキストとしか認識しません。

▶ HFS形式のパスの場合
HFS形式のパスではURLやテキストと認識して、うまく行きません。
(例)Macintosh HD:アプリケーション:アドレスブック.app

(僕の場合は起動ディスクを「Leopard」という名前にしている)
これを実行しても何も起こりません。
▶ URL形式のパスの場合
URL形式のパスではうまく機能します。
(例)file://localhost/Applications/Automator.app/

これを実行すると「Automator」が起動します。
(Automator.appの保存場所を変更していない場合では)
この記事では Quicksilver(3815) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
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(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
上記以外のすべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-425.html

今まで何回か採り上げてきたけど、Finderなどで表示されるタイトル部分を
⌘ command + クリック
で上位階層が表示されます。

ここから、各上位階層へ素早くアクセスできます。
この便利な機能が OSX Leopard では
control + クリック(右クリック)
でも表示されるようになりました。
(command+クリックも使えます)
これはFinderだけではなく、他のアプリケーションでも使えます。
(すべてのアプリケーションで使える訳ではありません。テキストエディット、Safari、プレビューなどの一部のアプリケーションで。)
プレビューでやってみたところ。

Safariでやってみたところ。

細かいことだけど、なにかと便利です。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-397.html
「パスバー」とはFinderウインドウ下部に表示される、アイコン付きのパスで表示されるものです。

この パスバー はFinderの
表示メニュー>パスバーを表示
を選択すれば表示されるようになります。

パスバー は階層が深い場合、表示スペースが狭くなってフォルダ名などが表示されなくなりますが、マウスオーバーでそのフォルダ名がスライドして広がって表示してくれます。

フォルダ名をダブルクリックすると、そのFinderウインドウでそのフォルダを表示します。
Finderウインドウ内のファイル(フォルダ)の階層を変更するときには、そのファイル(フォルダ)をパスバーのフォルダにドラッグ&ドロップでできます。

optionキー を押しながらドラッグすると、そのフォルダに複製を作ります。

command + option を押しながらドラッグすると、そのフォルダにエイリアスを作ります。

現在のFinderウインドウで表示されているフォルダを移動するときは、タイトルバーのフォルダアイコンをパスバーにドラッグすれば、階層移動できます。

もちろん、これも option+ドラッグ で複製、command+option+ドラッグでエイリアスを作ります。
パスバー内のファイル・フォルダのアイコンを control+クリック(右クリック)すると、メニューが表示され、「このアプリケーションで開く」や「情報を見る」などの操作ができます。

optionキー を押しながら操作すると、「インスペクタを表示」などに切り替わります。
