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わかばマークのMacの備忘録
初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。

2023 / 09

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CreateBooklet
icn_pkg
CreateBooklet : 印刷したときに製本できるようにページレイアウトを変更する
PDF Services プラグイン
OS10.4.4以上(UB)
フリーウェア


複数ページから成るPDFファイルなどを、プリントアウトして製本できるように、ページの順番・レイアウトを変更するプラグイン「CreateBooklet」の紹介です。

フォトブックレットを作成したり、PDFファイルから作成して、ハンドメイドの製本資料を作成するのに便利です。



【 CreateBooklet - 使い方 】


例として『BecomeAnXcoder | CocoaLab』のPDF書類(日本語訳は Spread Your Wings の seknさん)を製本にしてみようと思います。
090308cb1.gif


まず、対象となる書類を開いておいて、command+P のショートカットキーで
プリントダイアログを開きます。
090308cb2.gif

このときに左下の「PDF ▼」メニューから「Create Booklet」を実行します。


すると、プレビュー.appが起動して、プリントアウトしたときに製本できるように、2ページ分を1つのページにまとめるような形でページレイアウトをし直したものを表示します。
090308cb3.gif

あとは、これをプリントアウトします。
command+P でプリントダイアログを開き、「用紙処理」でプリントするページを「奇数ページのみ」に設定します。
(この辺りの設定はプリンタドライバによって違うかも?)
090308cb4.gif
あとはお好みで各種印刷設定を行い、紙にプリントアウトします。


そして次に、紙の裏側に「偶数ページのみ」でプリントアウトします。
※裏面印刷するときは、紙の方向・順番に気を付けないと失敗します。

両面印刷機能とかがあれば、それを使った方がいいかも・・・使い方がよく分からないから一度も使ったことないけど)

('09/04/18追記)
両面印刷は紙の天地が入れ替わってしまうらしいので、注意した方がいいです。
(追記おわり)


あとは真ん中で折り曲げて、ホッチキスや輪ゴムで止めたりして「本」の形にすれば、出来上がりです。
090308cb5.jpg

プリントアウトされたものは、当然、文字が小さくなるけど、普通にプリントするより紙も少なく済みます。

この「BecomAnXcoder」のPDF書類の場合、86ページあったものが、
CreateBooklet で製本・両面印刷することによってA4用紙22枚で済みました。





【 CreateBooklet - インストール 】


CreateBooklet はインストーラパッケージから、ダイアログの指示に従って
インストールします。

完了すると、
/Library/PDF Services/PDF create Booklet.workflow
/Library/Automator/PDF Booklet.action
のAutomator用のアクションとワークフローがインストールされます。

これで各種アプリケーションでプリントアウトするときのダイアログから、「CreateBooklet」のワークフローを実行できるようになり、製本レイアウトのPDFを作成することができます。





この記事では CreateBooklet 1.0.1 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : About Me
Download page : Create Booklet 1.0.1
                        My Program News



(関連記事)
CocoaBooklet --- 製本レイアウトを作成するアプリケーション
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Utility | CM:2 | TB:0

tag : Booklet  Print  Automator  PDF 

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CocoaBooklet
icn_CocoaBooklet
CocoaBooklet : PDFをプリントして本を作れるようにページの配置換えをする
OS10.3.9以上(UB)
ドネーションウェア


PDFファイルをプリントアウトしたときに、用紙を折り畳んで本を作れるようにPDFファイルのページ配置を変換するユーティリティ「CocoaBooklet」の紹介です。



【 CocoaBooklet - 使い方 】


起動すると、このようなウインドウが表示されます。
071020cb1

このウインドウか、DockアイコンにPDFファイルをドラッグ&ドロップすれば、PDFファイルのページの配置換えを行います。

例えば、下のような元のPDFファイルを・・・
muta's mac scribblingさん の『ショートカットキー』のページを使わさせてもらいました。)
071020cb2

CocoaBooklet で配置換えを行うと、このように(写真がちょっと分かりづらいですが)本にしたときに折り畳んで使えるように2分割されます。
071020cb3
デフォルト設定では、偶数ページが180°回転されます。


普通にこのまま全ページを印刷した場合は、プリントされてる面同士、プリントされて無い面同士を重ね合わせると、本の形態になります。

それでは、ちょっと芸が無いので、先に奇数ページを印刷して、その裏面に偶数ページを印刷してやると、バッチリ本の形態になり、紙も少なくて済みます。

それを実際にプリントアウトして本にしてみると、こんな感じです。
071020cb5

僕の場合、デフォルト設定で偶数ページが180°回転になってたのを忘れて、プリンターの紙の方向を間違えて失敗したので、チャレンジしてみる人は注意したほうがいいでしょう。

それと、WebページなどをPDFで保存してプリントアウトするときなどは、この CocoaBooklet と同じ作者さんが作った PDFLab などで余白ページなどを削除してから、CocoaBooklet で本形式にしてプリントした方がいいでしょう。





【 CocoaBooklet - 環境設定 】


CocoaBookletメニュー>Preferences(command+,(コンマ))
で環境設定ウインドウが開きます。
071020cb6
この「Paper Size」タブで、用紙の大きさなど設定が出来ます。


「Options」タブで用紙割りなど設定します。
071020cb7

A4サイズの用紙では4分割にすると元のファイルの文字が大きいものしか、読めないので僕の場合は使えそうにありません。

「Do not flip even pages」にチェックしていると、偶数ページが反転しません。





【 CocoaBooklet - ヘルパーアプリケーション 】


CocoaBooklet を初めて起動したときに、ヘルパーアプリケーションをインストールするか、どうかを選択します。
071020cb8

「Yes」を選択すると、ライブラリフォルダに

~/Library/PDF Services/MakeBooklet.app

がインストールされます。

これをインストールしていると、プリントアウト(commnad+P)するときのダイアログの「PDFとして保存」の項目がアイコンに変わり、下のようになります。
071020cb9

ここで「PDFとして保存」は従来のものと同じです。
(参考記事 : PDFファイルで保存しよう

「Make a Booklet」を選択すると、CocoaBooklet が起動して、本に出来るようにページを分割した形のPDFファイルで保存出来るようになります。
このときの設定は CocoaBooklet の環境設定で前に設定しておいたものになります。

上記でも書きましたが、Webページなどに適用する場合は PDFLab などで余白ページなどを削除してからの方がいいので、ヘルパーアプリケーションを使わない方がいいでしょう。





(ダウンロードリンク)
Site top page : La Page de Fabien
Download page : CocoaBooklet



(関連記事)
PDFファイルで保存しよう
PDFLab --- PDFファイルを統合・分割、画像ファイルの挿入、パスワードロック
CreateBooklet --- 製本レイアウトに変更するPDF Services プラグイン

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