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Apptivate : アプリ・ファイル・フォルダ・AppleScriptなどにホットキーを設定する
Growl対応
OS10.6以上(Intel)
フリーウェア
登録したアプリケーション、ファイル、AppleScript、ワークフローにホットキーを設定して起動させたり、開いたりする「Apptivate」の紹介です。

ホットキーの設定方法は実にシンプルでわかりやすいです。
起動すると、メニューバーの右側に「⌘」アイコンが表示されるので、ここをクリックしてウインドウを表示。
「+」ボタンでダイアログを通してアプリケーションやファイル、フォルダを選択します。
それを選択した状態で、右下の入力フィールドでホットキーを入力します。
すでにシステムなどで使われているホットキーを設定しようとすると、アラートが出て設定できないようになっているようです。

登録したら、ホットキーでアプリケーションを開いたり、ファイルやフォルダを開いたりできるようになります。
Apptivate は、AppleScript や Automator のワークフローを直接実行できるようにもなっています。

よく使うスクリプトやワークフローを登録しておくと、ホットキー一発で実行できるので便利です。
ワークフロー実行完了後には Growl 表示でお知らせします。

(実行に時間が掛かるようなものあればいいけど、すぐに済んでしまうようなものであれば Growl の設定で表示しないようにしておいた方が使いやすいです。)
メニューバーの「⌘」アイコンを control+クリック(右クリック)するとメニューが表示され、ここで終了させたり、環境設定を開いたりします。

Preferences(環境設定) を開いてみると、2つの項目があります。

「Hide applicatioin if it is activate」
これにチェックしていると、(アプリケーションをホットキーに設定している場合)そのアプリが最前面にあるときにホットキーを入力すると「隠す」ようになります。
「Enable application quick look」
これにチェックしていると、(アプリケーションをホットキーに設定している場合)、ホットキーを長押ししている間、そのアプリケーションのウインドウを表示し、キーを離すとそのアプリを隠します。
ちょっとだけチラ見したいときに使える、おもしろい機能です。
この記事では Apptivate 1.0.7 (8) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Cocoabeans
Download page : Cocoabeans
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-1004.html

Filter through Shell Command : 選択したテキストに各種UNIXコマンドを実行するサービス
OS10.6
フリーウェア
『10.6: Service to filter selected text using a shell command - Mac OS X Hints』経由で知った、選択しているテキストに対して各種UNIXコマンドを実行するサービス「Filter through Shell Command」の紹介です。
インストールは、ダウンロードした「Filter through Shell Command.workflow」ファイルを
/Users/登録アカウント名/Library/Services/
に保存して(フォルダが存在しない場合はこの名前のフォルダを新たに作成する)、Macを再起動します。
システム環境設定 > キーボード > キーボードショートカット > サービス
を開いて「Filter through Shell Command」にチェックします。

このサービスにホットキーを設定したいときは、リストの右の方をダブルクリックして、キーを設定します。
これで、コンテキストメニューやホットキーなどで、このサービスを使用できるようになります。
【 sort
行単位でソートして順番を変える 】
例えば テキストエディット.app で次のような文章を入力しているとして、これらの各行の単語をソートしたいときに「Filter through Shell Command」を使います。

ソートしたい行の部分を選択してコンテキストメニューから、それを実行します。
すると、UNIXのコマンドを入力するためのダイアログが表示されるので、ここにコマンドを入力して実行します。(デフォルトで最初に「
sort
」コマンドが入力された状態で開きます)
これを実行してみると、下のように1行ずつアルファベット順にソートします。

オプションの「
-f
」を付けたら、アルファベットの大文字・小文字の区別をしなくなったり、-r
」を付けて逆順にソートしたり、いろいろオプションも使えます。【 tr
文字を置換する 】
下のような文章を選択した状態で、「Filter through Shell Command」サービスを実行します。

「
tr
」コマンドを使って、tr "痴漢" "置換"
と実行してみます。
すると見事に「置換」されました。

日本語だと厳しいのか文字の「字」も、勝手に置換されてしまったけど。
まあ、この例の場合は標準の「置換機能」を使った方が、よっぽどスマートにできます。
【 sed
文字を置換する2 】
「
sed
」コマンドを使って、また文字を置換します。英語の文章を入力していて「the」を「teh」とタイプミスしてしまった多くの誤りを直します。

sed -E 's/([tT])eh/\1he/g'
とします。(Safariの場合半角の\が「\」表記になってしまうのでバックスラッシュに直して下さい)
これを実行すると、タイプミスした「Teh」or「teh」が「the」に修正されました。

他にも「
awk
」コマンドを使ったパターンなどが、作者さんのサイトで例として書かれています。僕はあまりUNIXのコマンドに詳しくなく、よくわからないのですが、わかる人にとっては便利なサービスなんじゃないかと思います。
(ダウンロードリンク)
Site top page : A Tasty Pixel
Download page : OS X service to filter selected text through a shell command
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-972.html
代わりに「サービス」がコンテキストメニューなど、いろいろな場面で使えるようになりました。
Snow Leopard 以前は、いろいろなコンテキストメニュープラグインを使用していたので、それに代わるものとして、Automator を使って「サービス」を作ってみました。
(僕のレベルでは簡単なものしか作れないけど・・・)

ファイルを「○○で開く」サービス
例えば、Finderでファイルを選択して「○○で開く」という風に、自分のよく使う特定のアプリケーションで開くサービスを作ってみたいと思います。
(AmOpenUsingCMX の代わりとして)
まず、Automator を起動するとワークフローのテンプレートを選択するダイアログが表示されます。

ここで「サービス」を選択します。
次にサービスに送る項目の種類と、そのサービスが有効なアプリケーションをリストから選択します。

ここでは「ファイルまたはフォルダ」と「Finder.app」とします。

続いて左カラムから、アクションをドラッグ&ドロップします。

ここの「Finder 項目を開く」でアプリケーションを選択します。
あとは command+S で保存します。

保存するときのファイル名は、コンテキストメニューなどで表示されるサービス名となるので、わかりやすい名前で保存しておくといいでしょう。
保存場所は
/Users/登録アカウント名/Library/Services/
にワークフローファイルとして保存されます。
後で編集したいときは、ここのファイルをまた Automator で開いて編集できます。
このような手順で、自分がよく使うアプリケーションごとに「サービス」を作成していきます。
作成したサービスはすぐに使用できます。

ファイルを「○○フォルダへ移動する」サービス
Finder で選択しているファイル・フォルダを、あらかじめ登録しておいたフォルダへ移動するサービスを作ってみます。これも作るのは簡単。
上記と同じような手順で下のように設定します。

これで保存先を、例えば「アプリケーション」フォルダに設定します。
このようなワークフローをいくつか作成して「サービス」として使えば、QuickAccessCMのように使えます。

これも名前を工夫しておくと分かりやすいと思います。
僕の場合、頭に「->」を付けています。
ファイルをロック/アンロックするサービス
AppleScriptを併用して、Finder で選択しているファイル・フォルダをロック(or アンロック)するサービスを作ってみました。
(LockPopCM の代わりとして)
アクションの「AppleScript を実行」をドラッグ&ドロップして、AppleScript を入力して行きます。

2~3行程度のソースコードじゃ問題ないと思いますが、ちょっと長めのものは Automator上ではコンパイルできないので、AppleScript Editor でコードを入力してからコピペした方がいいと思います。
ただ、普通のAppleScriptではエラーが出ないのに、Automator上でテストしてみるとエラーが出てしまうことがあります。
(よくわからないけど、ルーティンをいくつかのハンドラを小分けにしてスクリプト組むと、エラーが出た。)
このサービス用のワークフローを欲しい人は、アップロードしたのでどうぞ。
Lock_or_Unlock_Service
インストールは解凍してできた「Lock or Unlock.workflow」ファイルを
/Users/登録アカウント名/Library/Services/
に保存するだけです。
もし、コンテキストメニューなどの「サービス」に「Lock or Unlock」項目が表示されない場合は、
システム環境設定 > キーボード > キーボードショートカット
の「サービス」を開き、「Lock or Unlock」項目の左端のチェックが入ってるかどうか確認して下さい。

ちなみに、この項目の右端の方をダブルクリックしてホットキーを設定することができます。
使い方は、1つのファイル(フォルダ)を選択して、サービスを実行すると、そのファイルがロックされます。
すでに、そのファイルがロックされている状態ならアンロックします。
もし2つ以上のファイルを選択してサービスを実行したのなら、ダイアログですべてロックするか、すべてアンロックするかを選択します。

Appleの公式ページでも、サービスのサンプルがダウンロードできます。
Mac OS X Automation: Services Downloads
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-882.html

CreateBooklet : 印刷したときに製本できるようにページレイアウトを変更する
PDF Services プラグイン
OS10.4.4以上(UB)
フリーウェア
複数ページから成るPDFファイルなどを、プリントアウトして製本できるように、ページの順番・レイアウトを変更するプラグイン「CreateBooklet」の紹介です。
フォトブックレットを作成したり、PDFファイルから作成して、ハンドメイドの製本資料を作成するのに便利です。
【 CreateBooklet - 使い方 】
例として『BecomeAnXcoder | CocoaLab』のPDF書類(日本語訳は Spread Your Wings の seknさん)を製本にしてみようと思います。

まず、対象となる書類を開いておいて、command+P のショートカットキーで
プリントダイアログを開きます。

このときに左下の「PDF ▼」メニューから「Create Booklet」を実行します。
すると、プレビュー.appが起動して、プリントアウトしたときに製本できるように、2ページ分を1つのページにまとめるような形でページレイアウトをし直したものを表示します。

あとは、これをプリントアウトします。
command+P でプリントダイアログを開き、「用紙処理」でプリントするページを「奇数ページのみ」に設定します。
(この辺りの設定はプリンタドライバによって違うかも?)

あとはお好みで各種印刷設定を行い、紙にプリントアウトします。
そして次に、紙の裏側に「偶数ページのみ」でプリントアウトします。
※裏面印刷するときは、紙の方向・順番に気を付けないと失敗します。
(
('09/04/18追記)
両面印刷は紙の天地が入れ替わってしまうらしいので、注意した方がいいです。
(追記おわり)
あとは真ん中で折り曲げて、ホッチキスや輪ゴムで止めたりして「本」の形にすれば、出来上がりです。

プリントアウトされたものは、当然、文字が小さくなるけど、普通にプリントするより紙も少なく済みます。
この「BecomAnXcoder」のPDF書類の場合、86ページあったものが、
CreateBooklet で製本・両面印刷することによってA4用紙22枚で済みました。
【 CreateBooklet - インストール 】
CreateBooklet はインストーラパッケージから、ダイアログの指示に従って
インストールします。
完了すると、
/Library/PDF Services/PDF create Booklet.workflow
/Library/Automator/PDF Booklet.action
のAutomator用のアクションとワークフローがインストールされます。
これで各種アプリケーションでプリントアウトするときのダイアログから、「CreateBooklet」のワークフローを実行できるようになり、製本レイアウトのPDFを作成することができます。
この記事では CreateBooklet 1.0.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : About Me
Download page :
My Program News
(関連記事)
CocoaBooklet --- 製本レイアウトを作成するアプリケーション
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-485.html

Quicksilver Plug-in/ Automator Module
AutomatorのワークフローをQS上で実行できるようにする
インストール方法は『Quicksilver/ Plug-insについて』参照
「Automator Module」はAutomatorのワークフローを Quicksilver上で実行できるようにするプラグインです。
尚、このプラグインは advanced features を「on」にしないと、ダウンロード・インストールできません。
これをインストールすると1つのActionが追加されます。
execute_workflow
▶ Execute Workflow
1stPaneにワークフローを選択して実行します。

この「ウイルスチェック.workflow」は からすのサイトさん の『ワークフロー集 - からすのサイト』からダウンロードしたもので、ClamXavを使ってウイルスをスキャンするものです。 /Library/Workflows/Applications/Finder/ /Users/登録アカウント名/Library/Workflows/Applications/Finder/ のどちらかにインストールします。 使い方は、Finderで特定のファイル・フォルダを選択して、コンテキストメニューのAutomatorから実行するものです。 ![]() |
Quicksilver でこの「ウイルスチェック.workflow」を実行するときは、Finderの最前面のウインドウで選択しているものが対象になります。
このプラグインを使うならば
/Library/Workflows/
/Users/登録アカウント名/Library/Workflows/
をCatalogに登録しておくと便利です。

ドロワーを開いて「SourceOptions」タブで詳細を設定します。

Include Contents: を
「Folder Contents」
Depth: を「3」
Types: を拡張子の「workflow」と入力してreturn(or tab)キーで、ワークフローを指定します。
これでワークフローがCatalogに登録され、Quicksilver のコマンド入力で呼び出せるようになります。
この記事では Quicksilver(3815)、Automator Module 50 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Blacktree
Download page : Blacktree
(関連記事)
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
すべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。