1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-937.html

AudioSlicer : MP3の無音部分で区切ってファイルを分割して保存する
OS10.3以上(UB)
フリーウェア
1つのMP3ファイルの無音部分で区切って、ファイルを分割して保存する「AudioSlicer」の紹介です。
例えば、何曲か連続した音楽を録音した1つのMP3ファイルを AudioSlicer にドラッグ&ドロップします。

(ここの例では「Macオーディオ_recording.mp3」というファイルをドラッグ&ドロップしてみます。)
すると、そのファイルの解析をしてウインドウに「無音」部分を境に分割した状態のリストを開きます。

(※この時点ではまだ仮に分割した状態です)
ここから分割する部分を確認していくのですが、もし同じアーティストの曲の連続した音楽ファイルならば、先にその曲の情報などを入力しておいた方が楽です。
ツールバーの「i」ボタンをクリックすると、インスペクタウインドウが開くので、「Macオーディオ_recording.mp3」を選択して情報を編集します。

最初にこれをやっておくと、分割したファイルにもタイトルとトラックナンバー以外同じ情報に設定されます。
次にファイルの分割位置の確認を行います。
音楽ファイルだと、曲の中に一瞬「無音」状態になる部分があったりして、AudioSlicer でそういった部分も拾い出すので、それを確認して行きます。
リストには「無音」部分を含むところを「Silence」という項目名で表示しています。

「▶」で、その部分を再生します。聞き取りにくいときはツールバーのスライダで音量を調整します。
再生するときに、ちょうど分割する候補の位置で「ピッ」という音が鳴ります。この位置で分割してもOKならば、「Split」ボタンをクリックします。
これで「Test Title」という1つのものが、その位置で「Test Title Copy」と分割されます(この時点ではファイルとして書き出していません)。

また「Join」ボタンで1つに戻せます。
こんな風にして、それぞれの無音部分を確認して、分割位置を決めて行きます。
すべての曲の分割位置を確認し終えたら、ツールバー右端の「Export」ボタンをクリックして、ダイアログで分割したファイルの保存場所を選択します。

Saveダイアログでは、それぞれのファイル名をどのようにするか、形式を選択できるようになっています。

これで、「無音」部分で区切って分割したファイルを保存できました。

この記事では AudioSlicer 1.1.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : AudioSlicer - Chop up your MP3 files the easy way
Download page : AudioSlicer - Chop up your MP3 files the easy way
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-204.html

MPEG Streamclip : 様々な形式の動画の再生・編集・変換する
OS10.2以上(UB)、QuickTime6以上
フリーウェア
様々な形式の動画の再生・編集・変換する「MPEG Streamclip」の紹介です。
MPEG, VOB, PS, M2P, MOD, VRO, DAT, MOV, DV, AVI, MP4, TS, M2T, MMV, REC, VID, AUD, AVR, VDR, PVR, TP0, TOD, M2V, M1V, MPV, AIFF, M1A, MP2, MPA, AC3, など様々な形式をサポートしています。
【 MPEG Streamclip - 動画を再生する 】
MPEG Streamclip は様々な動画を再生することができます。
ウインドウ内に動画ファイルのアイコンをドラッグ&ドロップするか、
Fileメニュー > Open Files...( command+O )
で選択します。

Perian をインストールしていれば、YouTubeなどで使われているFLV形式の動画も再生することができます。
下部に表示されるコントローラで細かい操作が可能です。
動画を編集するときに便利です。

「▶」は再生/一時停止
「▷」は倍速再生(クリックするごとに x2,x4,x8,,,と速くなります)
「◀」は逆再生(クリックするごとに x1,x2,x4,x8,,,と速くなります)
「▶▶」は10秒送り
「◀◀」は10秒戻し
もちろん、動画の下に表示される音量調整やスライダでの操作も可能です。
QuickTime Player と同じようにマウスのスクロールホイールを回して、コマ送り(戻し)ができます。
再生中にスクロールホイールを廻すと「ジョグ」します。
もちろん動画だけでなく音楽ファイルも再生・編集可能です。
【 MPEG Streamclip - YouTube動画を再生・ダウンロードする 】
Fileメニュー > Open URL...( command+U )
で YouTube の動画のURLを入力すれば、MPEG Streamclip で見れます。

URLを指定するときに「Download」にチェックしていれば、MP4かFLV形式でダウンロードできます。

【 MPEG Streamclip - 動画ファイル形式を変換する 】
MPEG Streamclip で再生できる動画・音楽ファイルは、他のファイル形式に変換することができます。
変換したい動画を MPEG Streamclip で開いて、Fileメニュー の「Export ○○○」を実行して行います。

例えば、「Export to MPEG-4...」を実行してみると、下のようなウインドウが開き、ここで他の形式への変換時の詳細を設定します。
(ここに表示される内容は変換する形式によって違います。)

「Compression」のリストで、動画の映像部分の形式を選択できます。
あまり詳しくないけどH.264の方がきれい。
「No Video」で映像なしにすることもできます。

その下の「Quality」のスライダで質(非圧縮率)を設定します。当然、質を上げればファイル容量も大きくなります。
「Limit Data Rate」にチェックすれば、1秒当たりのデータ容量の最大値を指定できます。

その際に、この動画ファイルの変換後の容量(最大値)が表示されるので便利です。上の場合だと変換後は6.9MB以下の容量になります。
「Sound」は動画の音声部分の設定。

「Frame Size」でフレームの大きさを設定します。アスペクト比を崩さないように、command+I(アイ) で現在の動画のフレームサイズを確認してから、設定するといいと思います。

右上の「iTunes...」ボタンをクリックすれば、下のようなiPod、iPhone、AppleTV などのプリセットサイズが登録してあるので、これを選択してフレームサイズを設定できます。

「Rotation」は映像の回転・反転を設定。
「Zoom」は映像の拡大・縮小を設定。
「Cropping」は映像の上下左右、指定したサイズを切り取ります。

右下の「Adjustment...」ボタンをクリックすると、下のウインドウが開きます。ここで映像の明るさ・コントラストなどを調整できます。

「Watermark」で文字入力すると、それを映像の右下に「透かし」として挿入します。

各種設定ができたら「Make MP4」ボタンをクリックして、動画を変換します。変換中はプレビューウインドウと、プログレスバーのウインドウで進捗状況を表示します。
他にも Fileメニュー から「Export to Other Formats...」を選択して、メニューに表示される以外の形式に変換することができます。

ここに表示される変換できる形式は、インストールしているQuickTimeのエンコード用プラグインによって変わってきます。
【 MPEG Streamclip - 動画を音楽・音声ファイルに変換する 】
Fileメニュー > Export to Audio
を選択すれば、動画を音楽・音声ファイルに変換できます。

【 MPEG Streamclip - 動画を編集する 】
MPEG Streamclip は動画のある部分だけを抜き出したり、部分的にカットしたり、ある部分を他の動画に挿入したり、いろいろ編集することができます。

編集するときには、Editメニューからいろいろ操作します。
特に使うのが下記のものです。
・Select In I(アイ)
・Select Out O(オー)
・Cancel Selection X
これらで動画の任意の部分を選択します。
動画を部分的に抜き出す
例えば、動画を部分的に抜き出したいとき、まずその部分を「Select In」「Select Out」で選択します。
選択した部分はスライダに濃いグレーで表示されます。
またその時間も表示されます。

この状態で「Trim( command+T )」を実行すると、その部分だけを抜き出せます。
「Revert Trimming( option+command+R )」でトリミングした部分を元に戻せます。
トリミング実行直後であれば、command+Z で「Undo」が使えます。
Fileメニュー > Save As...( command+S )
でファイルを保存、もしくは 「Export ○○○」で書き出して、その部分だけの動画にできます。
(トリミングを実行しなくとも、「Select In」「Select Out」で選択した状態で保存すれば、その選択部分だけの動画として保存されます。)
動画を部分的にカットする
動画の不要な部分を「カット」したい場合は、「Select In」「Select Out」でその部分を選択し、command+X でカットします。
動画を部分的に他の動画へ挿入する
他の動画へ部分的に挿入したい場合は、まず動画Aで「Select In」「Select Out」でその部分を選択し、command+C でコピー(もしくは command+X でカット)します。
それで MPEG Streamclip で動画Bを開き、挿入したい部分で一時停止して command+V でペ-ストします。
ただ単に動画をつなげたいときなどは、command+A で全選択してコピー&ペーストで他の動画へと繋げばいいだけです。
動画の音声を削除する
Editメニュー > Delete Audio Track
で、その動画の音声を削除し、映像のみにできます。
こんな風に MPEG Streamclip はコピー&ペースト、カット&ペーストなどを駆使して、簡単に動画を編集することができます。
編集したものを破棄して元に戻したい場合は
Revert All Changes( command+R )
でファイルを開いた状態に戻せます。
この記事では MPEG Streamclip 1.9.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Squared 5 - MPEG Streamclip video converter for Mac and Windows
Download page : Squared 5 - MPEG Streamclip video converter for Mac OS X
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-188.html

Switch : 音楽ファイルのファイル形式を変換するソフト
OS10.2以上(PPC)
フリーウェア
音楽ファイルのファイル形式を変換するソフト「Switch」の紹介です。
Switch は「mp3」「wav」「wma」「ogg」などの形式の音楽ファイルを読み込んで、「wav」「mp3」「mov」「vox」などに変換することが出来ます。
(参考ページ)
Switch Sound File Conversion Software Frequentry Asked Question
使い方は、まず変換したい元の音楽ファルや、音楽ファイルの入ったフォルダをウインドウにドラッグするか、黄色枠の「Add File(s)」「Add Folder」で元になる音楽ファイルを選択して読み込みます。

読み込むことが出来たファイルはリストに表示されます。
リストから取り除く場合は、ファイルを選択して、「Remove」、すべてのファイルを取り除くときは「Remove All」を選択します。
「Play」「Stop」ボタンでリストの曲を再生、停止出来ます。
次に、変換後のファイルの出力先と、変換したいファイル形式を選択します。

「Browse」ボタンで保存先フォルダを指定するか、もしくは「Output Folder」の入力欄に保存先フォルダのパスを入力します。
「Open」ボタンでそのフォルダをFinderウインドウで表示します。

「Output Format」で変換したいファイル形式を選択します。
変換出来るファイル形式は左の写真の通りです。
wav、mp3、au、aif/aiff、gsm、vox、raw、ogg、flac、rss、m3u、pls、wpl、mov
ここまでの設定が終わって、最後に「Convert」ボタンをクリックすると、ファイル変換を始めます。
リストにその音楽ファイルの変換状態をアイコンで表示します。
変換中のものは「→」、変換終了したものは「レ」、変換出来なかったものは「x」と表示されます。

変換が終了したものは指定したフォルダに保存されます。

これで「mov」形式で再生出来ます。

また、「mp3」「wav」形式ではタグを編集することが出来ます。
Fileメニュー>Edit Tag(command+E)もしくは、コンテキストメニューの「Edit Tag」を選択すると、タグ編集ウインドウが開きます。


また、Windowメニューからメタル調にスキンを変更出来ます。

(ダウンロードリンク)
Site top page : NCH Swift Sound Software Home Page
Download page : Switch - Audio File Format Converter
有償版の「Switch Plus」もあります。