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わかばマークのMacの備忘録
初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。

2023 / 06

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Isolator
icn_Isolator.jpg
Isolator : 最前面のアプリ以外のウインドウを覆い隠して集中できるようにする
OS10.4以上(UB)
ドネーションウェア


最前面のアプリケーション以外のウインドウを、色などで覆い隠して1つのアプリケーションだけを表示するようにして、作業に集中できるようにする「Isolator」の紹介です。


起動すると、メニューバーの右側に「□」のアイコンが表示されるので、ここの「Turn Isolator oOn」を、もしくは shift+command+I(アイ) のホットキーで、Isolator の有効/無効を切り替えます。
090912is1.gif


(Isolator 実行前 - 普通の画面)
090912is2.jpg


(Isolator 実行後)
090912is3.jpg

上のように、最前面のアプリ以外のウインドウは、黒一色で覆い隠されます。
何か1つの作業(アプリケーション)に集中したいときには、便利です。

command+tab などで、アプリケーションの切り替えを行うと、切り替わった別のアプリケーション以外のウインドウを覆い隠します。



メニューの「Preferences」から、環境設定ウインドウが開きます。

General」タブでは、ホットキーの変更などの設定ができます。
090912is4.gif

Hide Dock
(この設定は普段Dockを「自動的に隠す」設定にしている場合は、意味が有りません)
これにチェックしていると、Isolator が「ON」のときにはDockは「自動的に隠す」になります。

‘Hide’windows of other applications
にチェックしていると、最前面以外のアプリのウインドウを隠します。
アプリケーションが切り替わる度に option+command+H を実行しているような感じになります。

Suspend Isolator when the Finder is frontmost
にチェックしていると、Finderが最前面のときのみ、Isolator が無効になります。




Background windows」タブでは、画面を覆い隠すときの色、透明度、ぼかしエフェクトなどを設定できます。
090912is5.gif

例えば、上のように設定すると・・・
090912is6.jpg
こんな感じになります。






この記事では Isolator 4.03 beta を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : Mac OS X Software
Download page : Isolator

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Utility | CM:0 | TB:0

tag : 集中 

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Blitz
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Blitz : 指定したアプリ以外のプロセスを停止して1つのアプリに集中する
Growl対応
OS10.5以上(UB)
シェアウェア $17


他のアプリケーションに邪魔されずに、1つのアプリケーションに集中したいときに便利なソフト「Blitz」の紹介です。

MacHeist の謎解きミッションで手に入れたソフトで、同様に手に入れた方も多いんじゃないかと思います。


Blitz を起動すると、メニューバーの右側に「チューリップ」のアイコンが表示されます。
090418blz1.gif
ここには、起動中のアプリケーションが表示され(バックグラウンドで起動しているものは除く)、今現在の最前面のアプリケーションは「Focus on ○○○」と表示されます。


例えばデスクトップが下のように、いろんなアプリのウインドウをゴチャゴチャと開いている状態だとします。
090418blz2.jpg

ここで Blitz の「Focus on ○○○」を実行すると、最前面のアプリケーション以外のウインドウをスリガラスで覆ったようにぼかします。
090418blz3.jpg
これで、まわりのアプリケーションを気にせず、1つのアプリケーションに集中して作業が行えます。


Growl にも対応していて、最前面のアプリケーションに「フォーカス」するときに、Growl表示します。
090418blz4.jpg


「フォーカス」を解除するときは、最前面のアプリのウインドウ以外をクリックするか、メニューバーから「Defocus」を選択します。
090418blz5.gif



ここまでの機能なら、似たようなアプリケーションもあるし、$17 はちょっと高いなあ、どうせタダで貰ったものだけど・・・と思ってたのですが、開発者のサイトの説明を読んでみると、この「Blitz」はフォーカスされていないアプリケーションのプロセスを停止する機能を持っていました。


Activity Monitor で「動作中のプロセス」を表示して、「Blitz」を使用・不使用での状態を比べてみると・・・

(普通の状態)
090418blz6.gif
Safari、LaunchBar、Finder、辞書.app などが動作中のプロセスにリストされています。

(Blitz で Activity Monitor にフォーカスして他のプロセスを停止した状態)
090418blz7.gif
システムやバックグラウンドアプリケーション※のプロセスばかりになります。
少しCPUの「ユーザ」プロセスの使用率も下がったようにも感じます。


※「バックグラウンド アプリケーション」起動してもDockにアイコンが表示されない、メニューバーにメニュー項目が表示されないアプリケーションのこと。

Blitz はバックグラウンドアプリのプロセスは停止しません。



例えば、Acorn などの画像編集ソフトで CoreImageフィルターを使うとき、ものすごくCPUパワーを使います。
4・5個くらいフィルターを重ねると、すごいです。

そんなときに「Blitz」を使って他のプロセスを停止すると、その辺りの処理も少しばかり早くなったりします(違いが感じられるほど顕著なものではないけど・・・)。



また Blitz は個別のアプリのプロセスを停止することもできます。
例えば、メニューから「Safari」を選択します。
090418blz8.gif
プロセスを停止したアプリ名の頭には「▐▐」マークが付きます。

これでSafariのウインドウを最前面にしても、メニューは「Safari」以外のアプリケーションのメニューが表示されるし、Safariのウインドウ上にマウスポインタを持って行っても虹色グルグルマークになって操作できなくなります。

Activity Monitor で見てみると、フリーズしているのと同じ状態になっています。
090418blz9.gif


Blitz のメニューで、もう一度「Safari」を選択すると、この「フリーズ」状態を解除して、普通の状態に戻ります。



(※ 注意 ※)
気を付けなければならないのが、Blitz で「フリーズ」させたアプリケーションを、また Blitz でフォーカスする対象として実行できてしまうところです。
090418blz11.gif

上のように Safari を「フリーズ」させているにも関わらず、「Focus on Safari」と表示されています。
これを実行すると、Blitz 自身がフリーズしてしまい、他のアプリケーションも Blitz によってフリーズさせるので、何も操作できなくなってしまいます。

もし、この操作をやってしまった場合、ターミナルを起動して

killall Blitz

のコマンドを実行するか、Activity Monitor で Blitz のプロセスを終了します。

そして再度 Blitz を起動して、どれか「フリーズ」していないアプリを対象として「Focus on ○○○」「Defocus」を実行すると、「フリーズ」していたアプリケーションも元に戻ります?






Blitz の環境設定(Preferences)で、最前面アプリをフォーカスするホットキーを設定できます。
090418blz10.gif

他にも個別にアプリをフリーズさせたときに、シャッター音を鳴らしたり、画面をフラッシュして知らせるようにもできます。






この記事では Blitz 1.0.2 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : Blitz - Your Life on the Mac, Now Faster.
Download page : 上に同じ

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Utility | CM:0 | TB:0

tag : プロセス制御  集中  Growl 

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Think
icn_Think
Think : 選択した1つのアプリのウインドウ以外を暗くして、集中し易い環境を作る
OS10.4.9以上(UB)
フリーウェア


選択した1つのアプリケーションのウインドウ以外を暗くして、1つのことに集中し易い環境を作る「Think」の紹介です。

例えば、下のように複数のアプリケーションえお立ち上げ、デスクトップ上にいくつものウインドウを煩雑に開いていたとします。
080903t1


この状態で「Think」を起動して、使うアプリケーションを選択します。
画面中央に「イルミネーションパネル」という、起動中のアプリケーションのアイコン一覧が表示されます。
080903t2
option + command + return でイルミネーションパネルを呼び出せます。


ここで「Safari」を選択したとすると、Safari以外のウインドウやデスクトップは黒っぽくマスクされ、Safariだけに集中できる環境を作れます。
080903t3


この状態でDockや、command + tab などで 他のアプリケーション、例えば「Finder」をアクティブにすると、その2つのアプリ(Safari と Finder)はマスクされない状態になります。
080903t6
control + command + return を押すと、最初に Think で選択したアプリケーション(例では Safari)だけの状態に戻ります。



一時的に Think の機能を停止したいときは、イルミネーションパネルを呼び出し、Think が最前面のアプリケーションになっている状態で、command + H などで隠すと「普通」の状態に戻ります。


Think を起動している間は、画面左上に下のようなフローティングウインドウが表示されます(マウスオーバーしたときだけ表示される)。
080903t5
「×」をクリックすれば、Think を終了します。
楕円はカラーパネルを表示し、Think でマスクする色を選択します。
スライダはマスクの透明度。
右側のボタンで イルミネーションパネルを呼び出します。


Think で選択しているアプリケーションは、Dockのアイコンで表示されます。
080903t4






この記事では Think 1.2 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : Freeverse: Games and Applications for Mac OS X, Windows, Game Consoles, and iPhone
Download page : Freeverse: Apps: Think

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Utility | CM:1 | TB:0

tag : 集中 

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