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PixCompare : よく似た画像ファイルを検索したり、コンタクトシートを印刷する
OS10.5以上(UB)、OS10.4、OS10.0-10.3 各対応
フリーウェア
よく似た画像を検索して重複するものをゴミ箱に簡単に移動したり、画像のサムネイル一覧のコンタクトシートを印刷できる「PixCompare」の紹介です。

僕はよくネット上からおもしろそうな画像を見つけては、自分の「おもしろ画像」フォルダに画像を溜め込んでいるのですが(何に使う訳でもないけど・・・)、気が付けば同じ画像をついついダウンロードしてしまっていることが多いです。
そんな重複した画像を整理するときに「PixCompare」は役立ちます。
【 同一フォルダ内から重複した画像を検索する 】
File メニュー > Compare Folder...( command+O )で、
画像を含んだフォルダを1つ、ダイアログで選択・指定します。
すると、そのフォルダ内をスキャンニングして似たような画像のペアのリストを作成します。
「Score」が 0.0 に近いほど、よく似た画像同士のペアということになります。

下側にファイルのパスが表示されます。ここの「Path 1:」「Path 2:」をクリックすると、そのファイルをFinderで表示します。

メインのウインドウで、左右のサムネイルをクリックすると、画像を大きくプレビューします。

画像が重複したペアを見つけて、左右どちらかの画像を削除するときは、ゴミ箱アイコンをクリックすると「ゴミ箱」へその画像ファイルを移動します。

(↑サムネイルもこの画像になる)
【 1つの画像を指定して、指定フォルダ内からよく似たものを検索 】
上記とやり方はほとんど同じで、最初に
File メニュー > Compare One to Folder...( command+D )
を実行して、1つの画像ファイル、検索範囲となるフォルダを それぞれダイアログで指定します。
PixCompare が指定フォルダをスキャンして、よく似た画像ペアのリストを表示します。

右が指定した画像ファイル、左がフォルダ内から検索してピックアップした「よく似た画像」。
後は同じ操作で、ゴミ箱に移動したりできます。
【 環境設定など 】
PixCompare メニュー > Preferences...
で環境設定ウインドウが開き、スライダでよく似た画像の「似ている」具合を調整できます。

対応している画像ファイルのフォーマットは、JPG画像を、QuickTimeで開ける画像のフォーマットになります。そんなに多くの形式を試していないけど、PNGファイルだとうまく検索できませんでした。
【 画像サムネイル一覧のコンタクトシートを印刷する 】
PixCompare は「よく似た画像」検索意外にも、サムネイル一覧のコンタクトシートを印刷することができます。
File メニュー > Print Contact Sheet...( command+P )
で下のダイアログを開き、各種項目を設定していきます。

(↑Header の文章は日本語だと文字化けする)
これで「Print...」ボタンをクリックすると、通常のプリンタダイアログが表示されて引き続き印刷の設定を行います。
上記内容でPDFに書き出してみると、こんな感じになります。

ファイル名・画像の大きさ・ファイルサイズなども表示して印刷できるので、便利です。
この記事では PixCompare 3.6 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Oliver’s Homepage
Download page : PixCompare « Oliver’s Homepage
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Find Any File : 条件を指定してファイル名でファイルを検索する
OS10.4以上(UB)
ドネーションウェア
条件を指定してファイル名でファイルを検索する「Find Any File」の紹介です。
起動すると下のようなウインドウが開くので、ここにファイル名などを入力して「Find」ボタンで検索します。

(文字の上の方が切れてしまうところが惜しい)
検索結果は別のウインドウで表示されます。

ファイルのところにマウスポインタをしばらく置いていると、ツールチップで詳細が表示されます。
ツリー表示に切り替えることもできます。

ツールバーのチェックを入れることで、不可視ファイルを表示したり、パッケージ内のファイルを検索結果のリストに表示することもできます。
検索するときに、optionキー を押しながらクリックすると、root権限で(起動し直して)検索できます。

【 検索するときの設定 】
「Find Items」のプルダウンリストで検索範囲のディスクを設定します。

すべてのディスク、ローカルディスク、サーバー、それと現在接続しているボリュームから選択できます。
「More Choices」ボタンで、条件をファイル名以外に追加することができます。

この記事では Find Any File 1.2.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Thomas Tempelmann - Applications
Download page : Thomas Tempelmann - Applications - Find Any File
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SpotInside : Spotlightより細やかな条件検索ができ内容をプレビューできる
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
Spotlightより細やかな条件検索ができて、内容をプレビューしキーワードをハイライト表示できる検索ツール「SpotInside」の紹介です。

また、SpotInside は、(Spotlightコメントを利用した)「タグ」でファイルを検索したり、ファイルにタグを付けることもできます。
【 SpotInside で検索する 】
SpotInside で検索する前の準備として、よく検索するフォルダなんかを SpotInside の「Source」欄にドラッグ&ドロップして、登録しておきます。

Finderで作成したスマートフォルダも同様に、ドラッグ&ドロップして登録できます。
歯車メニューから「グループ」を作ったり、登録したものを削除したりできます。

グループを指定して検索すると、そのグループ内の複数のフォルダを検索範囲として、検索することができます。
ここで登録した各Sourceのフォルダ・グループ、もしくは「Computer」を指定し、検索対象の範囲を指定してから、テキストフィールドにキーワードを入力して検索します。

「AND」「OR」「NOT」(大文字で入力)で単語をつなぐと論理演算検索します。
上記の例では「Spotlight」と「mdimporter」というキーワードを両方とも含み、「thread」を含まないものを、検索します。
空白でキーワードを区切っても、AND検索にはなりません。
さらに「パス名で絞り込み」に入力すると、検索結果をそのパス名を含むものに限定しフィルタリングします。
上記では「data」とパス名フィルタリングしたので
~/Library/Application Support/MacNote3/Note Data/
~/Library/Caches/Metadata/com.scifihifi.Cocoalicious/
/Volumes/DATA/Leopard DATA/Downloads/
という具合に、パスに「data」というキーワードを含むものだけに限定されます。
検索結果はリストで表示され、それを選択すると下側にプレビュー表示されます。

command+G でハイライトされた検索キーワードの箇所へ次々とジャンプして行きます。
また、ウインドウ下に便利な各ボタンが用意されています。
「Google」はWebブラウザで、そのキーワードでGoogle検索します。
「Finder」は、選択しているファイルをFinderで表示します。
「開く」は、選択しているファイルをデフォルトアプリケーションで開きます。
左下の「Flow」ボタンで CoverFlowで表示します。
(FInderのCoverFlowと違って、CoverFlow内でのサムネイル表示はできないようです。)

Space を押すと、SpotInside のウインドウ上で、そのファイルをプレビューします。
環境設定( command+, )> 表示タブ
で、SpotInside のウインドウを「縦分割」に設定することもできます。

(設定変更後の新規ブラウザを開いたときから反映されます)
好みもあると思うけど、僕はこちらの縦分割の方が見易いです。
【 SpotInside - クエリ 】
クエリのフォーマットを編集することができます。
SpotInside のブラウザウインドウで「フォーマット」のところで編集することができます。「%@」が検索キーワードに置き換わり、クエリとなります。

(「クエリ」自体は編集不可)
「Source に追加」を実行すると、そのクエリが「Source」に保存され、次回に同じキーワード・クエリの設定で素早く検索できます。
デフォルトのクエリの型は、環境設定の「Source」タブで設定できます。

(まあ僕のスキルレベルでは、独自にクエリの型を設定することなんて、できないんだけど・・・)
【 SpotInside でタグ検索する、タグを付ける 】
TagBot や Punakea といった、Spotlightコメントを利用した「タグ」付けアプリケーションで、ファイルに付けたタグを検索することができます。
ブラウザウインドウ左下の「Tag」ボタンをクリックすると、「Tags」欄がスライドして開きます。

ここに、タグをキーボード入力して return で、テキストからタグボタンに変わります。
そのタグボタンを選択すると、リストにそのタグの付いたファイルを表示します。

リストの「TagBot」欄には、そのファイルに付いた「タグ」を表示します。
SpotInside で複数のタグを選択したときには、「OR」「AND」どちらかのボタンを選択します。
「OR」は、選択しているタグ(ボタン)がどれか1つでも含まれるファイルすべてをリストに表示します。
「AND」は、選択しているタグ(ボタン)がすべて含まれるファイルをリストに表示します。
また、SpotInside 上で「タグ」を付けることができます。
Finderや、SpotInside の検索結果リストから、ファイルを「Tags」欄にドラッグ&ドロップします。

すると下のようなダイアログが表示されるので、そのファイルに付けたいタグを選択(もしくはテキスト入力して新たに「タグ」を作る)して実行します。

「Additional Comments」にテキストを入力しておくと、タグ以外に普通のSpotlightコメントを残すことができます。
このファイルのSpotlightコメントを見てみると、下のようになっています。

この「タグ」のフォーマットは、環境設定の「タブ」で設定できるようになっています。

ここの設定を調整することで、Spotlightコメントを「タグ」として利用する、さまざまなアプリケーションに対応できると思います。
この記事では SpotInside 1.0.1 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Oneriver Software
Download page : SpotInside
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-803.html

Find File : シンプル操作でコンピュータ全体からファイルを検索する
OS10.5以上(UB)
フリーウェア
シンプル操作で不過視ファイル、パッケージ内のソースファイルなども含めて、ファイル名で検索する「Find File」の紹介です。
「System7 のようなファイル検索」と紹介されていて、僕はSystem7は使ったことないのでよく分からないのですが、OS10.3でのFinderの検索結果によく似た感じです。
(OS9のときは初期の「シャーロック」って使ってたけど、どんなものだったかもうよく思い出せない。)
起動すると下のようなウインドウが表示されるので、検索したいファイル名(に含まれる)をキーワードとして入力して検索します。

別ウインドウが開いて検索結果を表示します。

ここに表示されるものは、内蔵ディスク、外付けハードディスク、などを含めたコンピュータ全体からファイル名で検索します。
(※ HFS / HFS Plus ファイルシステムでフォーマットされたボリュームに限る)
不過視フォルダ内にあるもの、パッケージ内のアイテム、ゴミ箱内にあるものまで検索できます。
検索結果の項目をダブルクリックすると、ファイルはデフォルトアプリケーションで開き、フォルダはFinderウインドウで表示します。
左上の矢印マークをクリックすると、再検索します。
下側に選択している項目のパスが表示されて、これをクリックするとFinderでそれを表示します。(マウスオーバーで表示しきれない文字が表示される)
検索結果のウインドウで、右上の検索ボックスでさらに絞り込むことができます。

検索結果の項目をFinderにドラッグ&ドロップすれば、複製を作ることもできます。
シンプルなソフトだけど、ちょっと気合いを入れて検索するときには、Spotlightよりも便利だと思います。
この記事では Find File 0.3 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : ***
Download page : Download Find File for Mac - System search tool like System 7's Find File feature. MacUpdate Mac File Management Software Downloads
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-823.html
Finderで command+F のショートカットキーを入力すると、最前面のFinderウインドウでSpotlight検索ができます。
shift+command+F のショートカットキーでは、すでに絞り込み条件を「名前」にしてある状態でウインドウが開きます。

ファイル名検索したいときには、このショートカットキーで楽に検索できます。
また、普通に検索するときにキーワードの頭に「filename:」と付けると、コンピュータ全体からファイル名で検索します。


恥ずかしながら、前者と後者の検索結果は同じだと、すっと思っていました。
後者の方(「filename:」と入力する)は、そのコンピュータ全体からファイル名検索します。
Spotlightでファイル名検索するときに、なかなかファイルが見つけられないときは、頭に「filename:」と付けましょう。