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Cryptor : ファイル・フォルダ及び文字列を暗号化する
Growl対応
OS10.5以上(UB)
フリーウェア
ファイルやフォルダを暗号化するセキュリティソフト「Cryptor」の紹介です。

使い方は、暗号化したいファイル・フォルダを +ボタン のOpenダイアログか、Finderからドラッグ&ドロップして、Cryptor のウインドウにリスト表示させます。
そして「鍵」のアイコンをクリックして、パスワードを入力します。

しばらくすると、拡張子「.wtf」の暗号化されたファイルが新たに作られます。

このファイルをテキストエディタなどで開いてみると、下のように暗号化されて中身はわかりません。

元に戻すときは、このファイルをダブルクリックするなどして「Cryptor」で開きます。
そして、パスワードを入力します。

これで元のファイル(フォルダ)に戻ります。
環境設定( command+, )で暗号化のアルゴリズムを変更したりできます。

また、「Extras」メニューから、いろいろ機能を利用できます。

「String Utility」( control+S )は、下のウインドウを表示して「Input」欄に入力した文字列を暗号化します。

パスワードとアルゴリズムを設定して「Encrypt」ボタンをクリックすると、「Output」欄に暗号化した文字列が表示されます。
暗号化されたランダムな文字列を「Input」欄に入力してパスワード、アルゴリズムを選択して「Decrypt」ボタンをクリックするれば、元の文字列が「Output」に表示されます。
「Log window」( control+L )はログを表示します。

「History log」は履歴を表示します。

Growlに対応しているので、暗号化に成功したときなどにお知らせしてくれます。

この記事では Cryptor 1.2.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : L|M|TER Inc. - Software Company
Download page : Cryptor @ L|M|TER Inc. - Software Company
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-857.html

Whale : OTPアルゴリズムを使用した暗号化ソフト
OS10.4以上(UB)
フリーウェア
OTP(one time pad)アルゴリズムを使用した暗号化ソフト「Whale」の紹介です。

Whale を起動すると左のようなウインドウが表示されます。
ファイルを暗号化するときは「Encrypt」ボタンをクリックして、ダイアログで暗号化するファイルを選択します。
※「フォルダ」は暗号化できないので、ZIPアーカイブにするとかして暗号化します。
例えば、下のようなテキストファイルがあるとします。

これを Whale で暗号化してみます。
ファイルの暗号化に成功すると、それをお知らせします。

オリジナルのファイルと同じフォルダ内に、「○○○.encrypted.1」「○○○.encrypted.2」という2つのファイルが作成されます。

※オリジナルファイルは残ります。
これらの作成されたファイルを、またテキストエディットで開いてみても、ランダムな文字が並ぶだけで意味不明です。

暗号解読するときは、「Decrypt」ボタンをクリックし、ダイアログで「○○○.encrypted.1」「○○○.encrypted.2」のどちらかのファイルを選択します。
これで、そのフォルダ内にオリジナルのファイルが復元されます。
(※復元するときに、フォルダ内に同名のファイルが存在した場合、有無を言わさず上書きされるので注意が必要です。)
復元するときに「○○○.encrypted.1」「○○○.encrypted.2」のファイルが別々のフォルダに存在する場合は、復元できません(一応復元されるが、ファイルを開けなかったりします)。
パスワードロックで保護するという考えではないので、分割された2つのファイルを別々の場所に保存して保護するといった「割り札」的な使い方がいいでしょう。
この記事では Whale 1.0 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Julian Meinold's home page
Download page : 上に同じ
※「Whale」のパラグラフの「download it here (29 KB) 」のリンクから
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-717.html

BitClamp : ファイルを暗号化する
Growl対応
OS10.4以上(UB)
シェアウェア $19.95
ドラッグ&ドロップでファイルを暗号化する「BitClamp」の紹介です。
使い方は、BitClamp のアイコンか、ウインドウに暗号化したいファイルをドラッグ&ドロップします。

(左下の歯車アイコンから「Add」でファイルを選択してもOK)
すると、ウインドウにドラッグ&ドロップしたファイルのリストが表示されます。この内容でよければ、「Encrypt」をクリックします。

そして、「Key:」「Confirm:」のところに同じパスワードを入力して「OK」をクリックします。

(「Hide」のチェックを外すと、パスワードが「・・・」じゃなくて、普通に見えるように表示されます。)
これでデスクトップに暗号化された「EncryptedFile.cdx」ファイルが作られます。(設定による)

これを暗号解除するときは、暗号化されたファイルを BitClamp のアイコンか、ウインドウにドラッグ&ドロップして、設定したパスワードを入力します。

暗号解除されたものは「DecryptedFiles」というフォルダ内に生成されます。

BitClamp は Growl に対応しており、暗号化したときや、暗号解除したときに、Growl でお知らせします。

暗号化のアルゴリズムは、環境設定などで変更できます。

「AES - 256 Bit」「Serpent - 256 Bit」「Blowfish - 448 Bit」から選択できます。
他にも暗号化ファイルの保存場所などを指定できます。
この記事では BitClamp 1.1.1(MacHeist)※ を使用しています。
(※去年のクリスマスにフリーで配布されたもの)
(ダウンロードリンク)
Site top page : Crimson Sky Software - BitClamp
Download page : BitClamp - Encryption software for Mac OS X
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-688.html

BitEncrypt : ファイル・フォルダを暗号化する
OS10.5以上(UB)
フリーウェア
『Macはじめました。: ファイルを簡単に暗号化! - BitEncrypt』で知った、ファイルを暗号化する「BitEncrypt」の紹介です。
使い方は「Encrypt」タブを開いて、暗号化したいファイルをウインドウにドラッグ&ドロップします。すると、それがリストに表示されます。

※フォルダは暗号化できません。フィアルのみです。
パッケージ形式のアプリケーションファイル(実際はフォルダなのにファイルのように振る舞うもの)なども、暗号化できません。
複数のファイルをドラッグ&ドロップできますが、1つずつのファイルで暗号化されます。1つのファイルに圧縮しません。
「Encrypt」ボタンでパスワード入力になります。

入力フォームに同じパスワードを2回入力して、「Continue」で実行します。
ダイアログで保存場所と名称を設定して、暗号化に成功すると、下のように表示されます。

「○○○.bitencrypt」というファイル名の暗号化されたファイルが生成されます。

暗号解除するときは「○○○.bitencrypt」ファイルをダブルクリックするか、「Decrypt」タブのウインドウにドラッグ&ドロップするかで、BitEncrypt のウインドウ上にリストされます。

これで「Decrypt」を実行し、設定したパスワードを入力、保存場所を指定すると、暗号解除されたもとのファイルが生成されます。
※保存場所に暗号解除されたファイルと同名のものが存在すると、有無を言わさず上書き保存されてしまうので注意。
この記事では BitEncrypt 1.2.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Home
Download page : BitEncrypt
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-145.html

iCrypt : ファイルの暗号化ソフト
OS10.3以上
フリーウェア
アイコンが昔の某有名マンガのアレとそっくりな、とても扱い易いファイル暗号化ソフト「iCrypt」の紹介です。
iCrypt を起動するとこのウインドウが開きます。

ここのアイコン部分に暗号化したいファイルをドラッグします。
フォルダや、複数のファイルは暗号化できないので、1つずつしましょう。
例として、テキストエディットのファイルを暗号化してみます。

この「iCryptのテスト.rtf」の中身はこんな感じです。

iCrypt のウインドウのアイコン部分に「iCryptのテスト.rtf」ファイルをドラッグして、パスワードを入力します。このパスワードを忘れないように注意して下さい。

※パスワードに「スペース」や「/」は使用できないので、注意して下さい。
入力出来たら、「OK」をクリック(キャンセルする場合は「Annuler」をクリック)すると、同じ階層のフォルダに、「iCryptのテスト.rtf.crypt」ファイルが作成され、暗号化されます。

拡張子は「.crypt」となります。
暗号化される前のファイルは残ります。
この暗号化されたファイルを見たい場合は、ダブルクリックすると iCrypt が起動するので、先程のパスワードを入力します。

そうすると、同じ階層のフォルダに「iCryptのテスト.rtf」ファイルが新たに作成され、テキストエディットで開けるようになります。
間違ったパスワードを入力しても、「iCryptのテスト.rtf」ファイルは作成されますが、中身はこんな感じで読めません。

テキストエディットでは開けなかったので、CotEditor で開いています。
※注意しなければならないのが、暗号解除したファイルを作成するときに、その同じ階層に同名ファイルが存在すると、警告ダイアログなしに上書き保存してしまうので、ご注意下さい。
「Read Me」がフランス語?で書かれているので、読めませんでした。フランス語?が読める方でこの記事中で間違ったことを書いてたら、教えて頂くと助かります。
(ダウンロードリンク)
Site top page : djodjoddesign
Download page : iCrypt
同名ソフトの「iCrypt」があるみたいです。こちらはシェアウェアのようです。