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わかばマークのMacの備忘録
初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。

2023 / 12

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MainMenu
icn_MainMenu
MainMenu : メニューバーから操作するメンテナンス ユーティリティ ソフト
OS10.3.9以上(UB)、Growl対応
ドネーションウェア
シェアウェア$20 に移行


うむらうすさんの『私がインストールしておかないと困る10のアプリ』で知った、メニューバーから操作するメンテナンス ユーティリティ ソフト「MainMenu」の紹介です。とても使い易いメンテナンスソフトです。

MainMenu を起動すると、メニューバーの右側に□に+のマークのアイコンが表示されます(環境設定でアイコンを変更可)。
070811mm1

ここから各メニューを選択して行きます。
070811mm2




【 MainMenu - ログウインドウを表示 】


MainMenu から各項目を実行したときの、ログを表示します。
070811mm9


各項目が終了すると、Growl で終了したことを知らせてくれます。
(Growl をインストールしている場合)
070811mm11




【 MainMenu - メインテナンススクリプト 】


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ここで「毎日」「毎週」「毎月」の各メンテナンススクリプトを実行出来ます。「すべてのスクリプト」ですべて実行します。

このメンテナンススクリプトはシステムが持つ機能で、夜中の時間帯に実行されるように設定されてのですが、その時間にMacが起動していないと動作しないので、MainMenu のようなソフトで定期的に手動で起動させてやる方が望ましいと思います。

(参考)
デイリースクリプト --- 毎日AM03:15に実行
ウィークリースクリプト --- 毎週土曜日AM04:30に実行
マンスリースクリプト --- 毎月1日AM05:30に実行





【 MainMenu - ディスクユーティリティ 】


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ここで、起動ディスクのアクセス権の修復が出来ます。Disk Utility を開かずとも、メニューバーから出来るので便利です。

また、「ディスクの管理」で外部ボリュームの修復、アンマウントが出来ます。




【 MainMenu - 再構築 】


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▶「Locate データベースを更新」
locate(ターミナルで検索に使うコマンド)用のファイルデータベースを更新します。ウィークリースクリプト(上記の「毎週」のメンテナンススクリプト)を実行しても、locateデータベースを更新します。

▶「Whatis データベースを更新」
man (ターミナルでマニュアルを表示するコマンド) の検索を容易にする Whatis データベースを更新します。

▶「Launchservices を再構築」
Finder や、コンテキストメニューで表示される「このアプリケーションで開く」の問題を修正します。

▶「システムを最適化」
システムライブラリのメンテナンスをします。実行後は再起動した方がいいでしょう。



【 MainMenu - クリーニング 】


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▶「ユーザキャッシュを消去」
~/Library/Caches/ フォルダの中にあるファイルを削除します。実行後は再起動した方がいいでしょう。


▶「システムキャッシュを消去」
/Library/Caches/ と /System/Library/Caches/ フォルダの中にあるファイルを削除します。実行後は再起動した方がいいでしょう。


▶「ブラウザキャッシュを消去」
Webブラウザでページを読み込んだときに作られたファイルを削除します。


▶「ブラウザ履歴を消去」
Webブラウザの履歴を削除します。


▶「フォントキャッシュを消去」
/System/Library/Caches/ フォルダ内にあるファイルを削除します。


▶「Preferenceファイル」
多分、初期設定(.plist)ファイルに関して検証をやってるのでしょう。
すみません、よく解りません。




【 MainMenu - Finder 】


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▶「強制的にゴミ箱を空にする」
すべてのボリューム、他のユーザのゴミ箱も空にします。


▶「不可視ファイルを表示/隠す」
.DS_Store(ウインドウの位置などの情報を記憶しているシステム管理ファイル) などの不可視ファイルを表示します。これを選択するとFinderを再起動します。

Finder再起動後に、Finderウインドウで不可視ファイルが普通に見れるようになります。不可視になってるのはそれなりの理由があるので、下手に弄らない方がいいでしょう。


▶「Finder を再起動」「Finder を終了」
Finder を再起動、終了します。


▶「Dock を再起動」
Dock を再起動します。




【 MainMenu - ほかの処理 】


070811mm8

▶「アーカイブログを消去」
/var/log/ や、/Library/Logs/ の中のアーカイブファイルを削除します。
(例)
/var/log/system.log.0.gz
/Library/Logs/Console/登録アカウント名/console.log.9
などのファイル

なぜか、MainMenuのログウインドウには「検索キャッシュの消去」と表示されますが、あまり気にしないでおこう。


▶「すべてのログを消去」
/var/log/ や、/Library/Logs/、~/Library/Logs/ の中のファイルを削除します。
(例)
/Library/Logs/Console/ 内の全ファイル(すべてのユーザ)
/Library/Logs/Software Update.log
/Users/登録アカウント名/Library/Logs/CrashReporter/ 内の全ファイル
(すべてのユーザ)
など


▶「テンポラリファイルを消去」
/private/var/tmp/ 内の テンポラリファイル を削除します。
システムの再起動が必要です。


▶「検索キャッシュを消去」
これは、よく解りませんでした。


▶「.DS_Store を消去」
.DS_Store はウインドウの位置などの情報を記憶しているシステム管理ファイルで不可視ファイルになっています。
アイコンの表示位置などが崩れてしまうなどの症状のときは、このファイルが壊れてしまっていることが考えられるので、削除して治します。


▶「確実にゴミ箱を空にする」
すべてのボリューム、他のユーザのゴミ箱も空にします。


▶「Dashboard ~」
僕の環境では Dashboard はないので、検証出来ません。多分、表示されてるそのままのことが実行されるのでしょう。


▶「システムメニューバーを再起動」
これもよくは分かりませんが、ExtraMenuに表示されるもの(システム環境設定ペインで動作しているもの)が表示し直しています。




【 MainMenu - 自動処理 command+R 】


自動処理(command+R)は、環境設定の「自動処理」タブで、実行する項目をあらかじめ設定しておく必要があります。
ここで設定した項目を、一気に実行出来るので便利です。
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チェックをした項目が、自動処理を選択したときに実行される項目となります。下のプルダウンリストで自動処理終了後に再起動や、システム終了などが出来ます。




【 MainMenu - 注意事項 】


MainMenu はメニューバーから簡単にシステムのメンテナンスを実行出来る素晴らしいソフトだと思いますが、下手に項目を実行すると、自分でいろいろ設定したものが削除されたりすることがありますので、自己責任で使って下さい

それと、上記の各説明は素人の僕が調べたものなので、あまり当てにしないで下さい。間違ってる可能性があります。
説明文を書いてても解ったような、解らないような・・・。
作者さんのサイトでも説明がないので、OnyX のヘルプを参考にしたなんて、とても言えません(だから書いてます)。
こんな具合ですから、突っ込みを入れられても多分解りません。





(ダウンロードリンク)
Site top page : Santa Software | MainMenu
Download page : 上に同じ


(ダウンロードリンク <- 開発元変更)
Site top page : Dare to be Creative | Beautiful Mac software
Project page : MainMenu | Keep your Mac in shape
Download page : Downloads

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edit

Utility | CM:0 | TB:2

tag : Maintenance  アクセス権  強制終了  Growl 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-236.html

escapepod
icn_escapepod
escapepod : アプリケーション・Dockの強制終了、強制ログアウトさせる
OS10.3以下(PPC)、OS10.4では動作するかわかりません
フリーウェア


ショートカットで最前面のアプリケーションの強制終了や、Dockの再起動、強制ログアウトを可能にさせるバックグラウンドアプリケーションの「escapepod」の紹介です。

escapepod を初めて起動すると、このウインドウが表示されます。
070802esp1


escapepod はバックグラウンドで起動して、次のショートカットを可能にさせます。

(1)最前面のアプリケーションの強制終了
control + option + delete

(2)Dock の再起動
shift + control + option + delete

(3)強制ログアウト
command + control + option + delete

(※「alt」表示は「option」に直しています。)

どれも確認ダイアログなどは表示されずに、一発で動作するので注意して下さい。



起動項目に設定しておいて、Macが不調なときに使用すると役に立つかもしれません。ちなみに、Dock の再起動以外は標準のショートカットでも出来ます。

(1')最前面のアプリケーションの強制終了(確認ダイアログなし)
shift + command + option + esc

(3')ログアウト(確認ダイアログなし)
option + shift + command + Q


ダウンロードページでも注意書きとしてありますが、OS10.3以上では上記ショートカットが使えることもあり、このソフトはあまり意味がないとあります。

ただ、ショートカットで Dock の再起動が出来るので、その辺りをよく使われる方には役立つのではないでしょうか。だだし、OS10.3でも動作はちょっと不安定です。





(ダウンロードリンク)
Site top page : Ambrosia Software, Inc. -- news
Download page : Ambrosia Software, Inc. -- utilities/freebies



(関連記事)
アプリケーションの強制終了

edit

Utility | CM:0 | TB:0

tag : ショートカット  KeyBind  強制終了 

+

http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-217.html

アプリケーションの強制終了
アプリケーションが固まってしまって、にっちも、さっちも行かないことが時々あります。

普通、アプリケーションを終了するときは、メニューから
アプリケーションメニュー>○○○○を終了
もしくは、command + Q で終了出来ます。

070729aqt1

不具合を起こして動かなくなってしまって、普通に終了操作が出来ないときに、そのアプリケーションを強制終了させる方法の説明です。

強制終了の方法は下記のもの以外にもいろいろあると思いますが、一般的なものをまとめてみました。



【 強制終了ダイアログから 】


最も一般的な方法(?)として

command + option + esc

のショートカットキーを入力して、強制終了ダイアログを表示させます。
070729aqt2

ここで、終了させるアプリケーションをマウスか矢印キーで選択して、「強制終了」ボタンをクリック、もしくは returnキー を押せば強制終了できます。


また、この強制終了ダイアログは
アップルメニュー>強制終了...
を選択して表示することも出来ます。
070729aqt3




【 一発で強制終了させる 】


ダイアログを表示させずに一発で強制終了させる場合は、

shift + command + option +esc

のショートカットを入力すると、現在アクティブなアプリケーションを強制終了することが出来ます。


また、アップルメニューのプルダウンメニューを開いて「shift」キーを押すと、「強制終了」の項目が「○○○○を強制終了」に変わり、一発で強制終了出来ます。
070729aqt4




【 Dock から強制終了させる 】


Dock のアイコンを control+クリック(右クリック)してサブメニューを開き、「option」キーを押すと「終了」項目が「強制終了」に変わります。
070729aqt5




【 アクティビティモニタから 】


アクティビティモニタを使ってアプリケーションを強制終了(もしくは終了)させることが出来ます。
070729aqt6

ここで、終了させたいアプリケーションを選択して「プロセスを終了」をクリックすると、確認ダイアログが表示されるので、「強制終了」をクリックします。
070729aqt7

アクティビティモニタの場合は、Dock や メニュー に表示されないバックグラウンドアプリケーションも扱うことが出来ます。




 

【 Finder の再起動 】


Finder の場合は他のアプリケーションと違うので、別にまとめました。

(1)強制終了ダイアログから
command + option + esc のショートカットを入力して、強制終了ダイアログの「Finder」を選択すると、「強制終了」から「再度開く」に変わります。
070729aqt8


ちなみに、Finder では shift + command + option +esc の一発強制終了のショートカットは使えません。またメニューから Finder を強制終了させると、再起動しません。

Finder を終了させてしまった場合、Dock の Finderアイコンをクリックするか、
/System/Library/CoreServices/Finder.app
の場所にFinder本体があるので、そこから起動させることが出来ます。



(2)Dock から再起動させる
DockのFinderアイコンを option+control+クリック(option+右クリック)で「再度開く」を選択すると、再起動できます。
Finder再起動



(3)アクティビティモニタから再起動させる
アクティビティモニタで Finder を選択して「プロセスを終了」をクリックします。

070729aqt9

ここで「強制終了」をクリックすると、Finder は再起動されます。
「終了」をクリックすると、終了のみで再起動しません。





(関連記事)
Dockを使いこなそう(1)
Activity Monitor

escapepod --- ショートカットでアプリ・Dockの強制終了、強制ログアウトさせる

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Macの基本操作 | CM:3 | TB:0

tag : 強制終了  ショートカット  Dock  Finder 

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