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Print Window : フォルダ内のファイルをリスト化してプリントアウトする
コンテキストメニュープラグイン付き
OS10.3.9以上(UB)
シェアウェア $20(フリー版では機能制限有り)
フォルダ内のファイルをリスト化してプリントアウトする、ファイルを整理するときなどに便利なソフト「Print Window」の紹介です。

Print Window を使うときには、いろいろな方法があります。
- Print Window アイコンにフォルダをドラッグ&ドロップする
- Finderウインドウでフォルダを表示して command+P のホットキー
- Finderウインドウでフォルダを表示してDockの Print Window を右クリックしてメニューから「Print File Listing...」を実行
- 該当のフォルダをFinderで選択して、コンテキストメニュー「Print File Listing...」を実行(要CMプラグインのインストール)
Print Window を起動してから、例えば、Finderウインドウで「ホームフォルダ」を開いているとします。
このとき command+P のホットキーで、Print Window が起動して下のようなウインドウが開きます(設定による)。
このウインドウで、そのフォルダ内のアイテムのリストを、プリントアウトする際の各種設定を行います。

▶ 「Layout」タブ
「Style」では、
・ファイル名・種類・ファイルサイズ・変更日を表示する「Full List」
・ファイル名のみを表示する「Names Only」
どちらかを選択します。
「Folder Expansion」では、下部階層のフォルダを、プリントアウトしたときに展開してリストにするかを選択します。

▶ 「Sorting」タブ
「Sort by ○○○」にチェックして、リストからどうのように「ソート」(順番)するかを選択します。
下部階層を展開する場合には、そのフォルダ階層内でのソート順になります。

▶ 「Headers & Icons」タブ
「Include Header and Footer」にチェックすると、プリントアウトしたときの各ページにヘッダーとフッターを表示します。
フッターに印刷日時と、プリントするフォルダのパス(HFS形式)を表示するかを選択できます。
「Include Icons」にチェックすると、各アイテムのリスト項目にアイコンが表示されます。
見易くなるので、このチェックはしておいた方がいいと思います。
各種設定を終えて、また次回に同じような設定を使う場合は「Use as Defaults」にチェックして、現在の設定をデフォルト設定にできます。
これで「Print」ボタンをクリックするとプリントダイアログが表示されて、プリントアウトできます。

印刷に入る前に、ファイルをリスト化する作業に掛かります。
たくさんのアイテムを含むフォルダのリストを作る場合には、時間が掛かります。

下は試しにPDFに出力したものです。

CD・DVDにファイルをバックアップするときなどに、Print Window でインデックスリストを作る場合など、便利に使えると思います。
環境設定( command+, )の「Activation」タブで「Install Contextual Menu Plugin...」を実行すると、コンテキストメニュープラグインをインストールできます。

Finderを再起動するか、再ログインすると、Finderのコンテキストメニューに「Print File Listing...」という項目が追加され、選択しているフォルダ・Finderウインドウで表示しているフォルダを Print Window に送ることができます。

また、環境設定の「Print」タブでは、リストに使うフォントの設定などが行えます。

シェアウェア版の「Advanced」にアップグレードすると、CD・DVDケースのインデックス風にレイアウトできたり(『Print Window: Multitalented』参照)、Excelファイルに出力できたり、マニュアル操作で下部階層フォルダの展開を指定したり、いろいろ機能があります。
(30日間の試用期間が有ります)
僕の環境では、リストを出力後にクラッシュしたり(出力後なので問題はない)、ちょっと不安定なところもあるけど、フリー版の機能制限有りの「Print Window」でもかなり使えると思います。
この記事では Print Window 4.0.2 (フリー版) を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Searchware Solutions: Print Window
Download page : 上に同じ
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-808.html

LockPopCM : ファイル・フォルダの下階層までロック・アンロックする
コンテキストメニュープラグイン
OS10.2以上(UB)
フリーウェア
『オイラのマックが出来るまで(10.5専用) - Jekylle+』(←他にもいっぱいソフトが紹介されてるよ)で知った、ファイル、フォルダの下階層までロック・アンロックできる便利なコンテキストメニュープラグイン「LockPopCM」の紹介です。
インストールはダウンロードした「LockPopCM.plugin」ファイルを
(すべてのユーザで使用する場合)
/Library/Contextual Menu Items/
(個別ユーザで使用する場合)
/Users/登録アカウント名/Library/Contextual Menu Items/
のどちらかに保存して、Finderを再起動するか、再ログイン後に使えるようになります。
インストール後に、Finderでファイルを選択して control+クリック(右クリック) でコンテキストメニューを表示すると「Lock」という項目が表示されます。

これを実行すると、そのファイルがロックされます。

すでに「ロック」されているファイルであれば、「Unlock」という項目に変わり、実行すればそのファイルはアンロックされます。

複数のアイテムを選択している場合は下のように表示されます。

Lock all(すべてをロック)
Unlock all(すべてをアンロック)
Toggle lock(ロックされているものはすべてアンロック・ロックされていないものはすべてロック)
のどれかを選択します。
Finderで選択しているアイテムが、フォルダ・パッケージファイル・アプリケーションバンドル・添付ファイル付きリッチテキストなど、下部階層が存在するものの場合、「LockPop」という項目になります。

この中からどうするかを選択できます。

「Lock」は現在選択しているフォルダをロックします。
「Lock folder content...」はそのフォルダの下部階層も再帰的にロックするか確認ダイアログが表示されます。

「Continue」を選択すると、そのフォルダの下部階層すべてのファイル・フォルダをロックします(現在Finderで選択しているフォルダはロックされない)。
「Only one level」は、現在Finderで選択しているフォルダの、1つ下の階層にあるファイル・フォルダのみがロックされます。
コンテキストメニューの「Unlock folder cotent...」は上記と同じ要領でアンロックします。
同じく「Toggle folder content...」も同じ要領で、すでにロックされているものはアンロック、ロックされていないものはロックします。
一見地味だけど、この「LockPopCM」プラグインを入れているとなにかと便利です。インフォメーションウインドウを開く手間も省けるし。
Finderのコンテキストメニューに標準で付いていてもおかしくない機能だけに、オススメのプラグインです。
この記事では LockPopCM 1.1.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : setnan.org
Download page : LockPopCM
(関連記事)
コンテキストメニュー --- 基本的な説明、プラグインのインストール方法
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-719.html

Folder Splitter : たくさんのファイルを指定容量の複数フォルダに振り分け
OS10.3以上(UB)
フリーウェア
たくさんのファイルを指定容量の複数フォルダに振り分けたり、複数のフォルダに存在するアイテムを1つのフォルダにまとめることができる「Folder Splitter」の紹介です。
CDやDVDに、貯め込んだたくさんのファイルを保存するときなどに便利に使えます。
まず最初にモードを選択します。
起動時のダイアログか、ツールバーで
・「Folder Splitter」複数のフォルダに振り分け
・「Folder Unsplitter」複数のフォルダ内のアイテムを1つのフォルダに統合
のどちらかを選択します。

【 Folder Splitter - 1つのフォルダから指定容量で複数フォルダへ振り分け 】
「Folder Splitter」モードでは、1つのフォルダに存在するアイテムを指定容量(指定数)で複数のフォルダへ振り分けることができます。

各項目にマウスオーバーすると、英語だけど「Help」に説明文が表示される親切な設計になっています。
まず、「Source Folder」(元のフォルダ)と「Destination Location」(小分けにしたフォルダを保存するフォルダ)を「Select...」ボタンか、フォルダをドラッグ&ドロップして設定します。

※なぜだか僕の環境では「Destination Location」に指定したフォルダ内に、なにかアイテムが存在すると実行できません。空のフォルダを選択します。
次に「Destination Folders:」でアイテムを小分けする際の条件を指定します。

「Maximum Size」は小分けしたフォルダの最大容量を MB で指定します。
「Maximum Number」は小分けしたフォルダに保存されるアイテムの最大数。容量だけ指定したいときはチェックを外しておきます。
「Split Mode」は各フォルダへ小分けするときに、アイテムを複製するか、移動するか、を選択します。

「Special Files」は「.DS_Store」「.icon」、他の不可視ファイル、エイリアスも対象に加えるかを選択します。

「Sorting」は各フォルダへアイテムを小分けするときのアイテムの順番を設定します。

「Keep Files Alphabetically Sorted」はアルファベット順にアイテムを小分けします。
「Minimize the Number of Destination Folders」はランダムに小分けして、小分けするフォルダの容量をできるだけ指定容量に近づけようとします。
「Log File」は実行した内容のログをテキストファイルとして保存します。
これらを設定して、「Start Splitting」をクリックするとプロセスを開始します。実行中はプログレスバーで進捗状況を確認できます。

実行前に「Preview」にチェックを入れていると、フォルダを小分けする前にどういう具合に振り分けるのかを確認できます。

終了すると、どのファイルを移動(複製)しなかったのかなどの実行内容を表示します。

Finderで小分けされた各フォルダを見てみると、こんな感じです。これを使えば貯め込んだファイルをCDやDVDに焼くのに便利です。

【 Folder Unsplitter - 複数のフォルダのアイテムを1つのフォルダへ統合 】
「Folder Unsplitter」モードでは、複数のフォルダにあるアイテム(ファイル・フォルダ)を1つのフォルダへ統合することができます。

使い方は「Folder Splitter」モードと大して変わりません。

「Source Folder」に元になる複数のフォルダを「Select...」かドラッグ&ドロップして設定します。
「Destination Folder」に保存先となるフォルダを設定します。
実行すると「Source Folder」の中にあるアイテム(ファイル・フォルダ)が、「Destination Folder」に複製(移動)されます。
「When Duplicates are found:」(重複ファイルが見つかったとき)というメニューもありますが、この機能はよくわかりません。

「Ask」に設定していても、重複する同名のファイルがあった場合でも、自動的に重複分のアイテム削除されています?。
(「Automatic File/Folder Rename:」を「none」にしている場合)
元のフォルダ群の中に同名の、例えば「フォルダA」が複数存在した場合、統合後は「フォルダA」が1つになり、それぞれ元の「フォルダA」に存在したアイテムが1カ所にまとめられています。
なぜだか、「.DS_Store」のみが重複することだけを警告されます。
「Automatic File/Folder Rename:」は重複アイテムが存在した場合にどういう具合にリネームするかを設定します。
「Set...」ボタンでダイアログを表示し、どれかを選択します。

例えば「SourceFolder Name」を選択すると、元の「folder_A」「folder_B」に「hoge.txt」という同名ファイルが存在したとき、統合後には「folder_A-hoge.txt」「folder_B-hoge.txt」という具合にリネームして2つのファイルを存在させるようにします。
2・3個のフォルダの内容を1つのフォルダへ統合するくらいのものであれば、Finder上でドラッグ&ドロップして移動すればいいことですが、何十個というフォルダから統合するときには「Folder Unsplitter」を使うと便利です。
この記事では Folder Splitter 0.9b9 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : Home
Project page : Folder Splitter
Download page : Folder Splitter 0.9b9 - MacUpdate
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-726.html

Quicksilver Plug-in/ File Tagging Module v117
Intel専用(※PowerPCでは使えません)
ファイル・フォルダにタグ(Spotlightコメント)を付け、タグでファイル管理
感じ通信さん の『File Tagging Module が使えるようになった』のエントリで知っている人もいると思うけど、Quicksilverの「File Tagging Module」が「version 117」となってOS10.5で使えなくなっていた機能が使えるようなりました。
Google Code からダウンロードできます。
インストールはプラグインファイルをダブルクリックすれば、できます。
「File Tagging Module」とは、Quicksilver上でファイル・フォルダに「タグ」としてSpotlightコメントを付けたり、またタグ付けしたファイルを簡単に Quicksilver から呼び出せるようにしたりする、ファイル管理に便利なプラグインです。
例えば、あるファイルに「Quicksilver」というタグを付ける場合は、
1stPane(Object)に対象となるファイル・フォルダ
2ndPane(Action)に「Set Tags...」
3rdPane(Argument)にタグ(この例の場合ではテキスト「Quicksilver」)
と設定して実行します。

これでインフォメーションウインドウで「Spotlightコメント」を確認してみると、「&Quicksilver」となっています。

このタグの接頭語の「&」は、Preferences > Tags
を開いて設定します。

以前のバージョンでのデフォルト設定は「@」だったのですが、v177では「&」になっています。
またタグを付けたファイルを検索するのに便利な「Show Files Matching Tag」Actionが使えるように復活しました。
1stPaneに検索したい「タグ」をテキストモード(「. (ピリオド)」でテキストモードになる)で入力して、実行します。

すると、Finderで一時的なスマートフォルダを作って、そのタグが付いたファイル一覧を表示します。

僕の場合は、この「Show Files Matching Tag」Actionはほとんど使いません。
Catalogの「Module」カテゴリの「File Tags」の項目にチェックして読み込み、Triggerに下ように登録します。

・Object「File Tags (Catalog)」
・Action「Show Contents」
これで、ホットキー登録して実行すると、Quicksilver のウインドウ上でタグ一覧が表示されます。

当然ながら、タグの始めの(含まれる)文字を入力すると、Quicksilver で候補を絞り込みます。
さらに / や → で、そのタグの付いたファイル・フォルダを表示できます。

(以前のバージョンでは、いつの間にかこの機能が使えなくなっていた)
これ以外の機能など詳しいことについては、『Quicksilver Plug-in/ File Tagging Module』を参照して下さい。
また、AppleScript を使ってSpotlightでタグ検索できます。詳しくは『Quicksilver/ ファイル名でSpotlight検索』の後半の方を参照して下さい。
この記事では Quicksilver b56a4 [Intel] (3823)、File Tagging Module 117 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : blacktree-elements-public - Google Code
Download page : blacktree-elements-public - Google Code
(関連記事)
Quicksilver Plug-in/ File Tagging Module
Quicksilver/ ファイル名でSpotlight検索
Quicksilver --- 基本的な概略説明
Quicksilver/ 基本的な使用例
Quicksilver/ Catalogの設定
Quicksilver/ Actionについて(1)
Quicksilver/ Actionについて(2)
Quicksilver/ Actionについて(3)
Quicksilver/ Actionについて(4)- Command Objects
Quicksilver/ Triggers の説明(1)
Quicksilver/ Triggers の説明(2)
Quicksilver/ Plug-ins について
Quicksilver/ Proxy Objects について
Quicksilver/ Triggers の説明(3)- Mouse Triggers
Quicksilver/ Triggers の説明(4)- Abracadabra Triggers
Quicksilver/ ショートカットまとめ
上記以外のすべてのQuicksilver記事のリンクは『Quicksilver』の(関連記事)にあります。
http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-593.html

Owl's Nest : 秘密のファイルを清く、正しく、潔く隠す
OS10.5以上(UB)
ユーモアウェア※(60日間の試用期間有り)
あなたの大切な、人にはとてもじゃないが見せられない秘密のファイル、これをデスクトップにぽっかりと開いた穴に隠しておくことができる「Owl's Nest」の紹介です。
Owl's Nest を起動すると、デスクトップの中央にマウスポインタを持って行くと、点線の四角が表示されます。

これをクリックすると、フタが開くようにして「穴」が現れます。

またクリックすると「穴」を閉じます。
該当のファイルやフォルダを、この「穴」にドラッグ&ドロップすると、
それがこの穴に落ちます。

フタを閉めておけば、そのファイルを無事に隠しておくことができます。
そのファイルを「穴」から取り出すときは、ファイルのアイコンを上の方に持って行くと、磁石が出てきて引っ張りだしてくれます。

引っ張りだされたものは、デスクトップフォルダ内に配置されます。
「穴」の中にあるファイルを直接開きたい場合は、control+クリック(右クリック)のコンテキストメニューから「開く」を実行します。

フォルダであれば Finderウインドウを開き、ファイルであれば アプリケーションで開きます。
何も選択せずに「開く」を実行すれば、「.Owl's Nest」フォルダをFinderで開きます。このフォルダは不可視になっており、その場所は
/Users/登録アカウント名/Desktop/.Owl's Nest
になっています。
同じくコンテキストメニューの「環境設定...」で効果音の有無、自動開閉、ガイドラインの表示するか、しないか を設定できます。

ところで、「Owl's Nest」は「フリーウェア」ではなく「ユーモアウェア」です。
※60日間の試用期間後もユーモアウェアをご使用になる場合、作者の「仮想ハンサム」さんに対し、自慢のジョーク、とっておきの笑い話、柔軟性に富む駄洒落など、「ユーモアフィー」をメールで送って支払う義務があります。
ユーモアフィーを支払うと、仮想ハンサムさんから「シリアルネーム」がもらえ、
60日以降も胸を張って使用することが可能でしょう。
支払いを怠ると、「これって60日過ぎたけど、人に自慢できる笑い話の1つもひねり出せないよ。なんて暗い人生なんだ・・・」と、あなたの残りの人生をちょっとした鬱と共に過ごさねばなりません。
だからと言って「うそ」のシリアルネームを入力すると、ウインドウが下に落ちて壊れてしまいます。ガシャーン。

無事に正しいシリアルネームを登録すると、なんともゆるい感じの小人(?)が、ウインドウの片隅から微笑んでくれます。

誕生日には、何かいいことが起こるかも・・・。
(あの歌がいい・・・)
この記事では Owl's Nest version 1.0.2 を使用しています。
(ダウンロードリンク)
Site top page : bicoid
Download page : Owl's Nest
説明動画『YouTube - Owl's Nest - 20080401』