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わかばマークのMacの備忘録
初心者による Mac OSX の便利な使い方や、ソフトウェアの紹介など、Macのこといろいろ。

2023 / 06

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Loremify
icn_Loremify.jpg
Loremify : Webデザインなどに使うダミーテキストをクリップボードにコピーする
Dashboard Widget
OS10.4以上
フリーウェア


Webデザインなどに使うダミーテキスト(Lorem ipsuma)を簡単にクリップボードにコピーするウィジェット「Loremify」の紹介です。
110309lfy1.jpg
とてもきれいなインターフェイスのウィジェットです。


Paragraph(段落), Header(見出し), Article(記事)、コピーしたいボタンをクリックします。
ボタンクリックするときに、そのボタン内の位置によって単語・段落の数が変化し、数字がウィジェットに表示されます。
110309lfy2.jpg

HTMLタグをコピーするとき、Tキー を押すとタグがトグルされます。
例 : <h1> → <h2> → <h3> → <h4> → <h5>
こんな感じで。


右下の「スイッチ」でHTMLタグ付きのテキストか、タグ無しのプレインテキストかを選択できます。また shiftキー を押している間はトグルされます。
110309lfy4.jpg


こうしてコピーされたテキストは、Webサイトのデザインとかするときに使えます。(英語だけど)
110309lfy3.jpg






この記事では Loremify 1.3 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : Tobias Bjerrome Ahlin
Download page : Loremify / Tobias Bjerrome Ahlin

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Schedule/Text | CM:0 | TB:0

tag : テキスト  Widgets 

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MultiTextConverter
icn_MultiTextConverter.jpg
MultiTextConverter : テキストファイルの文字コードや改行コードなどを変換する
OS10.4以上(UB)
フリーウェア


テキストファイルの文字コードや改行コードなどを変換する「MultiTextConverter」の紹介です。

使い方は、MultiTextConverter を起動して「環境設定」で内容を設定し、ファイルをアイコンにドラッグ&ドロップで変換します。


変換したいテキストファイル、もしくはテキストファイルが入ったフォルダを、MultiTextConverter のアプリケーションアイコンにドラッグ&ドロップして、ファイルを変換します。
(Dockに表示されている MultiTextConverter のアイコンにドラッグ&ドロップしてもOK)
101125mt1-1.gif
完了すると、MultiTextConverter も終了します。


1つや2つのテキストファイルでは、難なくテキストエディタで文字コードなどの変換をできますが、たくさんある場合は、バッチ処理のできる MultiTextConverter を使う方が便利です。





環境設定command+, )では、いろいろな設定ができます。

「変換」タブ
  • 改行(行末)コード
  • 文字コード(テキストエンコーディング)
  • 半角カナ を 全角カナ に変換
などを設定します。
101125mt2.gif

改行コード」はリストから以下のように選択できます。
101125mt3.gif

文字コード」は以下の通りです。
101125mt4.gif

詳しくはアプリに同梱の「取扱説明書.pdf」に詳しく記されています。


ファイルの クリエータコードタイプコードも設定できるようになっています。






「種類別オプション」タブ
html, xml, css ファイルについて、変換するときにメタタグとかの内容を自動で書き換えてくれる便利なオプション機能を設定できます。
101125mt5.gif


例えば、文字コードが「euc-jp」のhtmlファイルを、文字コード「utf-8」に変換してみます。
101125mt7.gif
(↑こんな感じに設定して変換してみる)

そして、変換前と変換後の htmlファイルをテキストエディタで開いてみると、下のように自動的にメタタグの内容も書き換えられています。
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「拡張子」タブ
ファイルの拡張子を追加・変更したり、削除したりできます。
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「バックアップ」タブ
101125mt9.gif

MultiTextConverter でファイルを変換するときは、オリジナルのファイルに上書きする形で変換されます。なので、ここでバックアップをとるように設定しておけば安心です。

デフォルト設定では、MultiTextConverter で変換する前のオリジナルのファイルは

/Users/アカウント名/Library/Application Support/RK-KAIHATSU/MultiTextConverter/Backup

の場所に残されるようになっています。
バックアップは安心だけど、大量に変換するときなどはハードディスクの肥やしにならないように気を付けておいた方がいいかと思います。







この記事では MultiTextConverter 3.5.4 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : アールケー開発
Download page : MultiTextConverter @ アールケー開発

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Schedule/Text | CM:0 | TB:0

tag : テキスト  ファイルフォーマット 

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Filter through Shell Command
icn_Terminal_Leopard
Filter through Shell Command : 選択したテキストに各種UNIXコマンドを実行するサービス
OS10.6
フリーウェア


10.6: Service to filter selected text using a shell command - Mac OS X Hints』経由で知った、選択しているテキストに対して各種UNIXコマンドを実行するサービス「Filter through Shell Command」の紹介です。


インストールは、ダウンロードした「Filter through Shell Command.workflow」ファイルを
/Users/登録アカウント名/Library/Services/
に保存して(フォルダが存在しない場合はこの名前のフォルダを新たに作成する)、Macを再起動します。

システム環境設定キーボードキーボードショートカットサービス
を開いて「Filter through Shell Command」にチェックします。
100526ft1.gif
このサービスにホットキーを設定したいときは、リストの右の方をダブルクリックして、キーを設定します。
これで、コンテキストメニューやホットキーなどで、このサービスを使用できるようになります。




sort 行単位でソートして順番を変える 】


例えば テキストエディット.app で次のような文章を入力しているとして、これらの各行の単語をソートしたいときに「Filter through Shell Command」を使います。
100526ft2.gif

ソートしたい行の部分を選択してコンテキストメニューから、それを実行します。

すると、UNIXのコマンドを入力するためのダイアログが表示されるので、ここにコマンドを入力して実行します。(デフォルトで最初に「sort」コマンドが入力された状態で開きます)
100526ft3.gif


これを実行してみると、下のように1行ずつアルファベット順にソートします。
100526ft4.gif

オプションの「-f」を付けたら、アルファベットの大文字・小文字の区別をしなくなったり、-r」を付けて逆順にソートしたり、いろいろオプションも使えます。





tr 文字を置換する 】


下のような文章を選択した状態で、「Filter through Shell Command」サービスを実行します。
100526ft5.gif


tr」コマンドを使って、

tr "痴漢" "置換"

と実行してみます。
100526ft7.gif

すると見事に「置換」されました。
100526ft6.gif
日本語だと厳しいのか文字の「字」も、勝手に置換されてしまったけど。

まあ、この例の場合は標準の「置換機能」を使った方が、よっぽどスマートにできます。



sed 文字を置換する2 】


sed」コマンドを使って、また文字を置換します。

英語の文章を入力していて「the」を「teh」とタイプミスしてしまった多くの誤りを直します。
100526ft8.gif

sed -E 's/([tT])eh/\1he/g'

とします。(Safariの場合半角の\が「\」表記になってしまうのでバックスラッシュに直して下さい)
100526ft9.gif

これを実行すると、タイプミスした「Teh」or「teh」が「the」に修正されました。
100526ft10.gif






他にも「awk」コマンドを使ったパターンなどが、作者さんのサイトで例として書かれています。

僕はあまりUNIXのコマンドに詳しくなく、よくわからないのですが、わかる人にとっては便利なサービスなんじゃないかと思います。







(ダウンロードリンク)
Site top page : A Tasty Pixel
Download page : OS X service to filter selected text through a shell command

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tag : ServicesMenu  テキスト  Command-Line  Automator 

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-861.html

Snow Leopard のテキスト置換(スニペット)機能
以前の記事で、予め登録しておいた慣用句・スニペットなどを、省略語で入力して時間を節約できるテキスト入力補助ツール『TextExpander』というアプリケーションを紹介しました。

OSX Snow Leopard では、この「TextExpander」とよく似たスニペット機能が標準で搭載されています。
テキストエディット.app、Mail.app、Safari、iChat、iPhoto などのアプリケーションで使えます。

システム環境設定言語とテキストテキストタブ
を開きます。
100518sls1.gif

ここで左下のボタンで新規スニペットを作成して、
置換前(省略したキーワード)を置換語(本文)を入力・設定しておきます。登録したもののリストの左の「チェック」を入れておきます。

例えば
ari@」→「ありがとうございます。
と登録してみます。

これで、例として「テキストエディット.app」で試してみます。
「テキストエディット.app」を起動して、まずウインドウ上で control+クリック(右クリック)してコンテキストメニューから
自動置換テキストの置換
を選択・実行して、この項目に「」を入れます。
100518sls2.gif
(編集のプルダウンメニューからも設定できます。)


そして文章を入力していきます。
ari@」と入力してから、「半角スペース」を入力します(もしくは return で改行するなど・・・基本的には自動で置換されるけど)。
100518sls3_1.gif
・・・そうすると、本文が展開されます。
100518sls4.jpg


置換前の省略形のキーワードは、別に半角英数でなくとも全角の日本語表記でも機能します。

例えば、全角の「あり@」とか、こんな風に登録してもOKです。「あり@」日本語で入力・確定させた後に、半角のスペース(全角スペースは不可)を入力するなどして無事に本文を展開できます。
100518sls5.jpg
(例)「あり@」→「ありがとー。」

(日本語入力中に半角スペースを入力するときは shift+space



半角スペースや return でスニペットを展開できますが、これ以外にも、その行や段落を書き終えて改行したときなど、いろいろ展開する条件はあります。

基本的には「自動」で置換されますが、間違えないように半角スペースで1つずつスニペットを展開しておいた方が、確実かと思います。





こんな感じで、他にも「いつもお世話になっております。」とか「メール頂いた件ですが、」とかいろいろ慣用句を登録しておくと、とても心のこもった(棒)メールの文章が書けたりします。



このスニペット機能に対応しているアプリケーションでも、たしかほとんどの場合、デフォルト設定でこの機能が「OFF」になっていたと思います。
なので、各アプリケーションごとに コンテキストメニュー や 編集 メニュー から「自動置換」>「テキストの置き換え」の が入っているか確認した方がいいでしょう。
100518sls6.gif



サードパーティー制のテキスト入力することのあるアプリケーションでも、この機能に対応しているものがあるかもしれません。
僕が使っているものでは「MacNote3」なども対応しています。





ちなみに、システム環境設定の「言語とテキスト」パネルにある「スマート引用符」ってなんだろう?と思って試してみたら、
100518sls7.gif
'シングルクォート'"ダブルクォート" を入力すると、自動的にここのリストで選択した形に置換する機能です。


例えば、上の写真の設定だと・・・
100518sls8.gif

即座に変換されます。
100518sls9.gif

この機能もデフォルトでは OFF に設定されていると思うので、使用する場合には各アプリケーションごとにONに設定しておきます。

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tag : Snippet  テキスト  Snow-Leopard  システム環境設定 

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http://wakabamac.blog95.fc2.com/blog-entry-617.html

TextExpander
icn_TextExpander.jpg
TextExpander : 慣用句などを省略語で簡単入力するテキスト入力補助ツール
OS10.6(Intel)、OS10.4以上(UB)、OS10.3.9 各対応
シェアウェア $34.95


予め登録しておいた慣用句・スニペットなどを、省略語で入力して時間を節約できるテキスト入力補助ツール「TextExpander」の紹介です。

100425tex1.gif


TextExpander を使う前の準備として、システム環境設定の「ユニバーサルアクセス」パネルで
補助装置にアクセスできるようにする」にチェックしておきます。
071105is4




【 TextExpander - スニペット入力 】


TextExpander は、テキスト入力を効率的に行うための補助アプリケーションです。
省略語を入力することによって、登録されているよく使う慣用句・語句などを一発入力する便利ものです。

例えば、デフォルトでスニペット登録されているものを試してみると・・・
テキストエディット.appなど「ddate」と入力してみます。
100425tex2.gif

すると泡がはじけるような効果音とともに、今日の日付に入れ変わり入力されます。
「ぽわんっ」
100425tex3.gif



日本語入力中であっても省略を入力すると、登録されたものに変換・展開されます
(この日本語入力中であっても展開できるのが何気に重要)
100425tex4.gif

「ddate」=「っだて」。これも今日の日付に変換されます。
100425tex3.gif





TextExpander は省略語を入力するときに、登録したキーストロークを順番通りに打ち込まないと、ちゃんと変換されません。
逆に考えれば、もし TextExpander 有効中に「ddate」という省略語を普通の語句として入力したい場合は、d d a t e というようなカーソルキーを含めた打ち込み方をすると「日付」に変換・展開されません。




スニペットはメニューバーのドロップダウンメニューからでも入力することができます。
100425tex6.gif

また検索も可能です。
100425tex7.gif



「Suggest」機能については「Group」の説明のところで。
100425tex29.gif







【 TextExpander - スニペットを登録・設定する 】


次にスニペットを登録してみます。
メニューから、新規スニペットの作成する項目がいろいろ用意されています。
100425tex8.gif
Edit Last Expanded Snippet...」は、最後に使ったものをちょっと修正したいときに便利。


もちろん TextExpander を開いて、メインウインドウから設定することもできます。
100425tex1.gif


いくつかのスニペットの設定例を挙げながら、機能を説明していきたいと思います。



メールアドレスを登録

とりあえず定番のメールアドレスを設定してみます。
新規グループ、新規スニペットを作成します。

ツールバーや左下の「」メニューなどから作成します。
100425tex5.gif
(「グループ」ごとに機能設定することもあるので、各スニペットは用途別などに分類しておいた方がいいです。)


左のリストから新規作成したスニペットを選択して、右ペインで、そのスニペットの内容・省略形を設定していきます。
100425tex9.jpg

  • Content(内容)に目的の語句、この例の場合ではメールアドレスを入力しておきます。
  • Abbreviation(省略語)を設定します。この欄には半角英数で入力します。日本語ではちゃんと機能しません。
  • Label はこのスニペットの名称になります。設定しなければ「文字内容」が適用されるので、設定してもしなくても、どちらでもOKです。




Content のリストは
  • プレーンテキスト
  • スタイル付きのテキストと画像
  • AppleScript
  • Shell Script
から選択できます。
100425tex10.gif
この例の場合では、テキストデータのみでいいので「プレーンテキスト」を選択します。



Abbreviation のリストは次から選択します。
  • 大文字と小文字を区別 (aB, Ab, AB は違う)
    (例)t s → test snippet , T S → × , t s → ×

  • 大文字と小文字を区別しない (aB, Ab, AB は同じ)
    (例)t s → test snippet , T S → test snippet ,
       T s → test snippet

  • 省略形の大文字と小文字と同様
    (例)t s → test snippet , T S → TEST SNIPPET ,
       T s → Test snippet , t S → test snippet

100425tex26-2.gif
この例では3番目以外の、好きな方を設定するといいでしょう。
誤動作を減らす意味でも「大文字と小文字を区別」を選択するといいかと思います。



これらの設定が完了すると、「wakaba@」と入力するとメールアドレス全体が入力できるようになります。






タイプミスを訂正するスニペット

僕は「Safari」と入力するときに、タイプミスして「Sfari」と入力してしまうことが多々あります。
何回かやっていてもつい間違えてしまう癖のようなものです。

そこでスニペットの省略語に間違ったスペルを登録して、Contentに正しいスペルを登録します。
100425tex25.gif

こうしておくと、間違っても自動的に訂正されるので何かと便利です。

また、こんな訂正用のスニペットをグループにまとめて、その Group の設定で効果音を「Sosumi」や「Basso」に設定しておくと「間違えた」ことに気付くのでいいかと思います。






HTMLタグを登録

TextExpander でよく使うHTMLタグをスニペット登録しておくと、素早くブログの記事やホームページのソースが書けるようになって便利になります。

例えば <strong> タグを下のように登録します。
100425tex11.gif

<strong> と </strong> の間に文字入力したいので、Contentでキャレットをそこに移動してから、メニューの「Position cursor here」を選択します。
100425tex12.gif
Content に「%|」が追加されます。



これで省略語を入力したときに、タグが入力されてキャレットの位置もすぐに入力できるように、タグの間に位置するようになります。
100425tex13.gif






今日の日付を登録

「今日の日付」のスニペットはデフォルトでも存在するけど、もうちょっと使いやすいように、新たに登録してみます。

「100426」(2010年4月26日)とか入力するには、下のように登録します。
100425tex15.gif

これらはキャレットメニューから3回選択すれば簡単です。
100425tex14.gif





これだけでは芸がないので、「平成22年4月26日」とか入力するようにしてみます。
新規スニペットを作成して、まず「平成○年」は置いといて、とりあえず設定します。
100425tex16.gif
(月日はそれぞれキャレットのメニューから選択する)


「平成○年」を取得するために、また新規のスニペットを作成。 AppleSciprtを使います。
100425tex17.gif

スクリプトの内容はこんな風にします。
return ((year of (current date)) - 2000 + 12) as text

省略語を適当に「??heisei」とか、不意にも打ち込まないようなものに設定しておきます。
(普段は使わないようなスニペットなので)


先程の「平成○年」のスニペットに戻って
100425tex18.gif


これで省略語を適当に「kyou@」とかの省略語に設定して、それを入力すれば、
平成22年4月26日
とか簡単に入力できます。


せっかくAppleScriptを使うなら1つのスニペットで済ませられそうですが、そうなると難しくなるし、面倒なので2つのスニペットを使ってみました。






Safariで表示中のページのリンクタグを作成する

これも AppleScript を使ったスニペットで、今現在 Safari で開いているページのリンクタグを作成して展開するものを作ってみます。

tell application "Safari"
set theURL to URL of document 1 as Unicode text
set theTitle to name of document 1 as Unicode text
set theSelection to do JavaScript "unescape(escape(getSelection()));" in document 1
end tell
if theSelection is "" then
set theText to "<a href=?"" & theURL & "?" target=?"_blank?">" & theTitle & "</a>"
else
set theText to "<a href=?"" & theURL & "?" target=?"_blank?">" & theSelection & "</a>"
end if
return theText

(Safariで見るとスクリプト中の「\」(←半角のバックスラッシュ)は「?」になってしまうので注意)

スクリプトの内容は
Safari用MakeLink代替AppleScriptをいじってみた (うむらうす)
からパクリ、引用・・・ちょっとだけ自分好みにしただけのものです。

100425tex23.gif

これで登録すると、Safari で開いているページのリンクタグを TextExpander で展開できます。
100425tex24.gif

Safari のページで文字列を選択していると、リンクタイトルがその文字列になります。






定型文の一部を穴埋め入力するようなテンプレートを作る

僕のブログの内容のほとんどはMacのアプリケーションの紹介であって、記事を書くときには冒頭や文末では下のように形を統一しています。

アプリ名 : そのアプリの概要
OS10.x以上(UB)
ドネーションウェア


そのアプリの概要・・・・「<strong>アプリ名</strong>」の紹介です。




この記事では アプリ名 ver を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page :
Download page :



こんな感じでテンプレートみたいになっています。
今まではこれをコピペしたりして、不要な部分を削除して書き直したりしていましたが、TextExpander を使うと効率的にテキストフィールドを穴埋めするようなテンプレートを作ることができます。

新規スニペットを作成して、上のの部分にキャレットメニューから「Fill-in」を挿入します。
100425tex20.gif


Contentには「%fill:name%」と表示されます。
「Fill-in」(テキストフィールド)の箇所が複数あり、同じ内容にしたいときには、この「%fill:name%」の「name」の部分を適当に変えて同じように設定します。
100425tex21.gif

これで1つのテキストフィールドに入力した内容が、他の同じ名前のところにも自動で入力されます。

省略語を設定して、TextExpander でこのスニペットを展開してみると、こんな感じです。
100425tex19.gif

各テキストフィールドの移動は tab or shift+tab でできます。

これで当ブログの新しい記事を書くときには、テンプレートを TextExpander で呼び出し、簡単に書き始められるようになりました。






【 TextExpander - Group を設定する 】


TextExpander でスニペットを登録するときには、どれかの「Group」に所属させるようになります。

メインウインドウでこの「Group」を選択すると、それに対して有効なアプリケーションや省略語から展開するときの効果音、「Suggest」機能を使うかどうかなどを設定できます。


有効なアプリケーションを設定する

例えば「Expand in」のリストでは、そのグループの適用アプリケーションを設定することができます。
100425tex22.gif





「Expand after」の設定

Expand after」のリストで、省略語を入力する前に文章入力している状況での、スニペットを展開する条件を設定します。
100425tex27.gif

  • Whitespace
    省略語を入力する前が「空白」でないと、スニペットを展開しないようになります。ただし、キャレットをカーソルやマウスで移動したりした場合には当てはまりません。(ちょっと分かりにくいけど・・・)
    (例)ABCts → ABCts [× スニペットを展開しない]
       ABC ts → ABC test snippet
    これがデフォルトの設定。
    スニペットを展開する気がなくて普通に文章を入力しているときに、不意に省略語を展開されることはないので、誤動作を防げます。

  • All but letters & numbers
    省略語を入力する前が「文字」や「数字」の場合はスニペットを展開せず、括弧などの記号などでは展開する。
    (例)ABCts → ABCts [× スニペットを展開しない]
       123ts → 123ts [× スニペットを展開しない]
       (ts → (test snippet
    文章を打ち込んでいて、その流れで省略語を展開したいときには、これを設定しておきます。

  • Any character
    どんな状態であっても、省略語を入力したときにスニペットを展開する。
    (例)ABCts → ABCtest snippet
       123ts → 123test snippet

このようなスニペットを展開するための条件を設定できます。





Suggest機能を使う

グループの設定で「Suggest abbreviations」のチェック項目があります。これに「✓」していると、そのグループは Suggest機能 ? 候補を提案する機能が使えるようになります。
100425tex28.gif


そして TextExpander の環境設定ウインドウの「Hotkeys」タブを開きます。
100425tex30.gif

ここの「Suggest Matching Abbreviations」に任意のホットキーを設定します。


これで準備完了。文章を入力しているときに省略語がうろ覚えの状態であっても、省略語の頭の文字を入力してから先程のホットキーを押します。
すると、それにあった候補が表示されるので選択できるようになります。
100425tex29.gif

これは便利なので利用した方がいいです。
Suggest機能を使う前提で、グループ分け、また同じグループの各スニペットはすべて同じ文字記号で始めるとか工夫しておくと使いやすいです。

僕の場合、ブログで使うHTMLタグのグループのスニペットの省略語の頭は、すべて「<」で始めるように設定しています。こうすれば省略語を忘れても「<」を入力してSuggestさせれば探し出せるので助かってます。





Group をURLから読み込む

メインのウインドウ左下の「」メニューで新規のグループをURLから読み込むこともできます。
100425tex5.gif

例えば作者さんが参考例としているURL
http://www.smileonmymac.com/te/example.textexpander
を設定してみると・・・
100425tex31.gif

「example」というグループをインポートできます。
100425tex32.gif
このURLから読み込んだグループはアップデートできるようになっているので、サーバー上に「.textexpander」ファイルをアップロード・更新していけば、仲間内でスニペットを共有なんんてこともできそうです。



環境設定の「Sync」タブにおいても Dropbox, MobileMe など使って共有できるようです。iPhone用アプリも導入していればそれらとも。
100425tex33.gif


ちなみに TextExpander のシングルライセンスでは、
1人で複数のMacを使ってる場合のみ、1台以上のMacにTextExpanderをインストールすることは可能なようです。
2人以上で複数のMacを使っている場合には、ファミリーライセンスが必要です。
100425tex34.gif



話がそれたけど、予め定義されているグループも読み込むことができます。
100425tex35.gif
CSS や HTML のコード、シンボルマークなどが用意されています。







【 TextExpander - 省略語から自動で展開しないようにする 】


有効/無効をトグルする

メニューバーの「Disable Expansion/Enable Expansion」を実行して、TextExpander の有効/無効をトグルできます。
100425tex36.gif

無効のときはメニューバーのアイコンが薄い色に変わります。
100425tex37.gif

環境設定の「Hotkeys」タブで、これのホットキーを設定できます。





自動的に省略語から展開しないようにする

TextExpander は、省略語を入力するとすぐにスニペットを展開するように、デフォルトで設定されていますが、これを Spacetabキー などを押して展開するようにも設定できます。

環境設定の「Expansion」タブを開き、「Expand abbreviations」のリストから選択します。
100425tex38.gif

  • immediately when typed
    省略語を入力すると直後に展開します(デフォルト設定)

  • at delimiter (keep delimiter)
    省略語を入力してから Spacetabキー などを押して展開します。
    デリミタとなるキーを押しっ放しにするので、スニペットが連続で入力され続けます。escキー などを押すまで止まりません。
    なぜこんな設定があるのだろう?バグ?

  • at delimiter (abandon delimiter)
    省略語を入力してから Spacetabキー などを押して展開します。
    これを上記の (keep delimiter) のように連続でスニペットが入力され続けるようなことはありません。
    日本語入力する場合の spaceキー で候補を表示、returnキー で確定とデリミタのキーがかぶらないように「Set delimiters...」ボタンから設定しないと使い物になりません。


上記の下2つのデリミタとなるキーは「Set delimiters...」ボタンを押して、ダイアログでキーを追加・編集します。
100425tex39.gif

デフォルトのキーは space, tab, return が設定されています。ドラッグ&ドロップで追加できます。



デフォルト設定の「immediately when typed」が一番使いやすいです。






(TextExpander の参考リンク)








この記事では TextExpander 3.0.2 を使用しています。

(ダウンロードリンク)
Site top page : SmileOnMyMac: Mac Software for PDF Editing, CD Labels, Text Expansion and Faxing
Download page : TextExpander: Mac Typing Shortcut Utility Saves You Time!

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tag : Snippet  テキスト  Keystroke 

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